E-政府国際会議で政府のインターネット有効利用を討論
「インターネットは、政府や企業に不確かな情報を伝達する可能性もある。」パスカル・ヴィリガー蔵相は、インターネット投票を実施するには、選挙民が、より多くの正確な情報を受けられるよう、システムを改善しなければならないとの見解を示した。
「インターネットは、政府や企業に不確かな情報を伝達する可能性もある。」パスカル・ヴィリガー蔵相は、インターネット投票を実施するには、選挙民が、より多くの正確な情報を受けられるよう、システムを改善しなければならないとの見解を示した。
「選挙をゲームにしては、いけない。スクリーン上でメニューをクリックして、単純に賛成か反対を答えるだけでは、いけない。インターネットは、投票者が意見をまとめられるよう、より多くの正確な情報を発信することができるはずだ。」29日ベルンで開かれたE-政府国際会議での演説で、ヴィリガー蔵相は、インターネット投票に対する見解を示した。
蔵相は、4つの文化・言語を持つスイスは、情報技術の開発に理想的な環境だと語った。インターネットによる世界的なリンクは、国家が地域ベースを保ちながら、異文化とのグローバルな関わりを可能にした。スイスは、インターネットがもたらす利点を最大限に利用し、その経験を他の国々と分かち合いたいと言う。またスイスの次ぎのステップは、ケーブルテレビからのインターネット・アクセスのスピードアップだと語った。
さらに、ヴィリガー蔵相は、スイスはエンドユーザーが行政上の情報にアクセスできるよう、新しいセントラル・ポータルを構築していると述べた。
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