ヘルムート・コール前独首相、クレディ・スイス役員会を一時停職
キリスト教民主同盟のヤミ献金疑惑で、捜査の対象となっているヘルムート・コール前独首相は、クレディ・スイス・グループの国際顧問役員会のポストを一時的に停職すると事になった。
キリスト教民主同盟のヤミ献金疑惑で、捜査の対象となっているヘルムート・コール前独首相は、クレディ・スイス・グループの国際顧問役員会のポストを一時的に停職すると事になった。
クレディ・スイス・グループのスポークスマンは、期間不定の停職は、コール前首相の希望によるものであるが、役員会を辞任する予定は無い事を強調した。コール前首相は、少なくとも検察当局その他の捜査が完了するまでは、停職する予定だ。前首相は、16年間の任期中、200万ドイツマルクのCDUへの不正献金を受け取った事を認めている。
クレディ・スイスは、政財界の指導者らで構成される国際顧問役員会を昨年創設した。役員会は年2回の例会で、グループのビジネスに影響を及ぼす問題を討議し、経営上の戦略的決定にアドバイスする。
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