都市部の人口増加
連邦統計局によると、19年ぶりに都市部の人口増加が郊外を上回った。また、スイス人口もわずかだが増加した。
連邦統計局によると、19年ぶりに都市部の人口増加が郊外を上回った。また、スイス人口もわずかだが増加した。
29日発表された最新人口統計によると、1999年の都市部人口は0.6%増加したが、郊外では0.5%の増加だった。1981年から98年までは、郊外での人口増加が都市部を上回る傾向が続いていた。
1999年の調査結果では、国民の3分の1は5大都市(ベルン、チューリッヒ、ジュネーブ、バーゼル、ルツェルン)に住んでいるが、全5大都市で市中心部より近郊部への人口移動が見られた。
また、スイス人口は若干増加した。1999年末のスイス人口(永住者と認められる人の数)は7、164、000人で、98年末より40、900人増えた。
連邦統計局によると、これは移民が増加したためだ。特にティチーノ州では、移民増加により81%も人口が増加した。全体では、出生が死亡を上回ったが、生っ粋のスイス人の間では、死亡が出生を上回った。
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