「露司法制度は世界でも類を見ない程劣悪」ジュネーブ検察

ベルトッサ検事 Keystone Archive

ボロディン前露大統領府総務局長の資金洗浄疑惑を担当するジュネーブ州裁判所のベルナルド・ベルトッサ検事は9日ロシア紙Kommersant dailyのインタビューに対し、ロシアの司法制度は政府最高レベルでの汚職捜査を拒否するほど機能しておらず、政府高官の汚職が相次ぐアフリカ諸国の司法当局よりも劣悪だと批判した。

このコンテンツは 2001/04/10 09:27

ベルトッサ検事は、マネーロンダリング(資金洗浄)は多々犯されているが容疑者の祖国の当局が「断固として明白に、そして公に」捜査を拒否した事件はボロディン事件が初めてだと語った。そして、アフリカの国で当局が何もしなかったことは過去にもあったが、ロシアのように公然と捜査拒否をした司法当局はなかったと、露司法当局を強く非難した。

7日米国からスイスに送還されたボロディン前露大統領府総務局長は、クレムリンの改築工事請け負いの見返りにスイスの建設会社マベテックス、メルカタの2社から約3、000万ドルのキックバックを受け、その金をスイスで洗浄したと訴えられている。スイスとロシアの司法当局が捜査をしたが、昨年12月露当局はボロディン前局長の起訴に値する事実がないとして突然捜査を取り止めた。

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