「EU加盟は最終目標」ダイス外相

ジョセフ・ダイス外相は、スイスは最終的にはEU加盟を目指すが、早急な展開は望ましくないと語った。

このコンテンツは 2000/05/31 16:02

ジョセフ・ダイス外相は、スイスは最終的にはEU加盟を目指すが、早急な展開は望ましくないと語った。

29日チューリッヒで、ダイス外相は、スイスのEU加盟は国民が望む時に初めて可能になるとし、まずは交渉を開始するコンディションづくりが先決だと述べた。そして、EU加盟までに必要な政治改革を行うため、時間をかけなくてはならないと、語った。

21日の国民投票で、スイス・EU相互通商条約が圧倒的多数で承認されたことは、EU加盟問題の真剣な討議が必要だと、国民の間で認められている証拠だとダイス外相は見ていると言う。が、EU加盟支持の発議権発動には、交渉開始を急ぎすぎては、最終目標としてのEU加盟を不成功に導くとして、否定的な見方を示した。加えて、現政権の任期満了となる2003年までに交渉開始するのは、非現実的だとの見解を示した。

また、外相は、スイス外交政策の3つのメインテーマとして、国連加盟(最優先事項)、平和と開発、欧州をあげた。

ダイス外相のコメントに対し、キリスト教民主党(右派中道)のアダルベルト・ドュレル党首は、外相は現在の国内情勢では、EU加盟は不可能だと気付いただけだと、冷たい反応を返した。

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