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アフガニスタンのカブール郊外で3月15日、南部の町の市長を乗せた車が爆破された。アメリカ兵がその付近をパトロールする。世界には紛争状態にある国や政治的、社会的に不安定な国が50カ国存在する

(Keystone)

スイス外務省の連邦開発協力局は3月17日、スイスの5つの省庁がほかの国と協力しながら作成してきた、紛争状態にある国や政治的、社会的に不安定な国を援助する戦略計画「3Cロード・マップ」を19日、20日にジュネーブで行なわれる「3C会議」で採択すると発表した。

これは、経済開発協力機構 ( OECD ) 、国連開発計画 ( UNDP ) 、北大西洋条約機構 ( NATO ) 、世界銀行などが独自に行なっている援助を統合する目的を持つ計画だ。

250人の政策決定者が参加

 「世界にはアフガニスタン、スーダンなど紛争状態にある国や政治的、社会的に不安定な国が50カ国存在し、そうした状況下に置かれている人が12億人いる。また途上国の中では、金融危機で政治的、社会的に不安定になり、紛争を起こす国が増える傾向にある。今こそ国際的なレベルでの対話と協力が必要だ」
 と連邦開発協力局 ( DEZA/DDC ) の南アジア担当、クリステーナ・オヨス氏は訴えた。

 スイス政府は昨年5月にOECD から依頼を受け、3Cロードマップをほかの35カ国と意見交換しながら作成してきた。3Cとは、「一貫性のある ( coherent ) 」、「協調性のある ( coordinated ) 」、「補足的な ( complementary ) 」方法で援助を行なうという、3つの英語の頭文字Cからきている。

 スイス政府はまとめ役として、OECD、UNDP、 NATO、世銀など、従来独自に政治的、社会的に不安定な国の援助を行なってきた機関が同じ目的を持ちながら協力し、補足し合いながら力を合わせることを提案している。また、これらの4機関に加え、OECD加盟国も参加することになる。
 
  「しかし、今回の3C会議では単に国際間の対話が行なわれるだけではなく、援助を受ける当時国との対話も重要だ」
 とホヨス氏は強調し、例えば次期アフガニスタン大統領候補も出席すると話した。

 会議には、14カ国の閣僚レベルの代表や各関係機関代表、NGOなど250人の政策決定者が参加する。

swissinfo、里信邦子 ( さとのぶ くにこ )


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