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Bradley Simon

ジャーナリスト、オンラインエディター

専門は気候変動と科学技術。気候変動が日常生活に及ぼす影響と科学的解決策に関心がある。 ロンドン生まれ。スイスとイギリスの二重国籍。現代語と翻訳を学んだ後、ジャーナリストとしての訓練を受け、2006年にswissinfo.chに入社。使用言語は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語。

ムットホルン山小屋と青空

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永久凍土融解で危機感が高まる山岳地帯 進む調査と対策

このコンテンツが公開されたのは、 永久凍土融解は地盤を不安定化させ、山岳地帯のインフラにも影響を及ぼす。世界最長の山岳永久凍土の観測記録を誇り、永久凍土研究を先導するスイスは、ヒマラヤ山脈などの同様の危機にさらされている地域の調査・対策にも取り組んでいる。

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永久凍土

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温度上昇が進む欧州の永久凍土

このコンテンツが公開されたのは、 永久凍土は氷・岩・土から成り、接着剤のように地盤を安定化させている。最近、欧州全域の山岳永久凍土の温度が急速に上昇していることをスイスの研究チームが明らかにした。

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雨

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米国がパリ協定離脱を通告 スイスも追随?

このコンテンツが公開されたのは、 米国がパリ協定の再離脱を国連に通告した。スイス最大与党で保守派の国民党(SVP/UDC)も協定離脱を求める動議を出す構えだ。スイスも米国に追随するのか。知っておきたいポイントをまとめた。

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人工衛星

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温暖化する地球、最先端計測と人工知能で監視

このコンテンツが公開されたのは、 温室効果ガスの排出・吸収量を高い精度と解像度で計測・可視化する欧州連合(EU)地球観測衛星ミッションが進行中だ。スイスの研究者も携わるこのプロジェクトは、地球温暖化に関する政治的判断に資するリアルタイム全地球モニタリングを目指している。

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プライベートジェットの内部

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大量排出源プライベートジェット 保有数世界3位のスイスで高まる批判

このコンテンツが公開されたのは、 プライベートジェットの利用が近年増加し、燃料消費に伴う温室効果ガス排出量も増大している。セレブの「ステータス」だったプライベートジェットは、富裕層の集まるスイスでも「鼻つまみ者」になりつつある。

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スイス連邦政府は、新しい2035年の気候目標は主に国内の気候変動対策によって達成されるとしている

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スイスの2035年度温室効果ガス排出削減目標、環境団体が批判

このコンテンツが公開されたのは、 スイス連邦政府は、気候変動対策に向けた国際公約の一環として、2035年までの新たな温室効果ガス排出削減目標を策定した。しかし、環境保護団体らは、この目標が不十分だと批判する。

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中国は太陽光発電業界の巨人となり、今や世界のサプライチェーンのあらゆる段階を支配している。中国山西省大同市にある大同パンダ発電所の航空写真

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中国の太陽光発電支配は「各国にクリーン技術を導入させる原動力に」

このコンテンツが公開されたのは、 中国の巨大太陽電池産業との激しい競争の中で、欧州企業が苦戦を強いられている。スイスの太陽エネルギー専門家クリストフ・バリフ氏に、中国の太陽光発電の覇権をめぐる現行の課題や可能性について話を聞いた。

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スイスのグラウビュンデン州山村ブリエンツ(Brienz/Brinzauls)では昨年、最大120万㎥の岩盤が崩落した

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スイス山間部の村、新たな地滑りの恐れで避難

このコンテンツが公開されたのは、 スイス東部グラウビュンデン州のブリエンツ村に土砂崩れの危機が迫っている。当局は地元住民に避難命令を出した。避難は数カ月続く予定だ。

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看護師

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スイス国民投票、医療財政改革を可決 高速道路拡張は否決

このコンテンツが公開されたのは、 スイスでは24日、医療財政改革、高速道路の拡張計画、賃貸法改正2件の計4件について国民投票が実施された。いずれも大接戦の末に、医療財政改革は可決、他の3件は否決された。

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スイスの街並み

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世界ランキングで上位のスイス 得意・苦手分野は? 

このコンテンツが公開されたのは、 生活の質、大学、グローバル化…スイスはさまざまな世界ランキングで上位に食い込む。人口900万人の小国スイスが世界的に強い分野は何か?そして弱点は?

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米フロリダ州で2024年10月11日、大型ハリケーン「ミルトン」による大雨でアンクロート川が氾濫。ニューポートリッチー市が冠水した。気候変動の影響により、ハリケーンや台風が強大かつ急速に発達する傾向が懸念されている。ミルトンも最も弱い「カテゴリー1」からモンスター級の「カテゴリー5」へと、24時間足らずで急速に勢力を強めた

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COP29 スイスと世界にかかる排出削減への圧力

このコンテンツが公開されたのは、 アゼルバイジャンの首都バクーで11〜22日、国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)が開かれる。現在の温室効果ガス排出削減の状況は、明らかに危機的だ。世界、そしてスイスは気候目標の達成に向け、どれほどの進歩を遂げたのだろうか。

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線路と太陽光パネル

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線路で太陽光発電 スイス運輸省が試験プロジェクトを承認

このコンテンツが公開されたのは、 スイス連邦運輸省交通局(BAV)は、スイス西部で鉄道線路用の「着脱式」太陽光パネルシステムを設置する3年間の試験プロジェクトを承認した。世界初となるこのシステム技術は、国外からも高い関心を集めている。

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レマン湖に浮かぶ船

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スイスの湖、水温上昇で魚種が減少

このコンテンツが公開されたのは、 スイスとフランスにまたがるアルプス最大の湖・レマン湖では、海洋の4~5倍の速さで水温が上昇している。このため近年、パーチやフェラ(ホワイトフィッシュ)、ホッキョクイワナなど、湖を代表する魚が激減。地元漁師の生活は厳しくなっている。

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スイス南東部グラウビュンデン州に建設されるセドルン・ソーラー・パークのCG画像

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スイスアルプス初 大規模ソーラーパークが起工

このコンテンツが公開されたのは、 スイスは、再生可能エネルギーによる冬場の電力生産を増やすため、高山地帯に大規模太陽光発電所の開発を進めている。政府の 「ソーラー・エクスプレス 」計画に基づく最初の大規模プロジェクトが、スイス南東部のセドルン村の近くで始まった。

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原発から立ち上る煙

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脱原発を決めたはずのスイス 原発を新設する可能性は?

このコンテンツが公開されたのは、 環境への配慮や国家安全保障を背景に、スイス連邦政府は原子力発電所の新設禁止の撤回を検討している。だが一度は国民投票で有権者の信を得た政策だけに、方針転換には多くのハードルが立ちはだかる。

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日傘をさして休む年配女性

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猛暑で死ぬリスク 高齢女性が一番危ないのはなぜ?

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顕微鏡をのぞく男性

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ダイオキシンを「食べる」微生物で環境浄化

このコンテンツが公開されたのは、 スイスのスタートアップが「ダイオキシン類を分解する微生物」を開発した。大規模なダイオキシン汚染が発覚したスイス西部ヴォー州ローザンヌの浄化に利用できるか、州当局も期待をかける。

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解体現場に立つ男女

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コンクリート廃材でCO₂を回収 スイス企業が新技術

このコンテンツが公開されたのは、 コンクリートを温室効果ガスの排出源から吸収役に変える技術を、スイス・連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)のスピンオフ企業が開発した。セメントの世界大手ホルシムとも提携し、2030年までに100万トンの二酸化炭素(CO₂)除去を目指す。

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スイスでは近年、ニュースへの関心が全体的に低下している

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スイスでニュース離れが進む理由

このコンテンツが公開されたのは、 スイスでニュース離れがかつてないほど進んでいる。その原因は、単なるニュース疲れなのか、メンタルヘルスに悪影響を及ぼしたくないからなのか、人工知能(AI)利用に対する懸念の高まりなのかーー。最新の報告書を深掘りしたところ、驚くべき事実が判明した。

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意見交換

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担当: Bradley Simon

カーボンオフセットの仕組みは必要?

気候変動対策として、排出量を売り買いする「カーボンオフセット」の仕組みは必要不可欠なのでしょうか?それとももっと良い方法があるのでしょうか?

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担当: Bradley Simon

旅行するとき、排出量をどうやって減らしていますか?

旅行と二酸化炭素(CO₂)排出量との関係に思いを巡らせたことはありますか?旅行の環境への影響を最小限に抑えるためにどんな工夫をしていますか?

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最も有望な未来のエネルギー源は?

再生可能エネルギーの潜在的なメリットとデメリットは何だと思いますか?

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