
全ての税・自治体サービスで暗号通貨払いが可能に スイス・ルガーノ市

スイス南部のルガーノ市では5日から、納税やその他の自治体サービスなど、市が発行するすべての請求書についてビットコインかテザーでの支払いが可能になった。
ビットコイン・スイス(本社・ツーク)の発表外部リンクによると、個人や企業はルガーノ市が発行するすべての請求書をビットコイン(BTC)か、米ドルに裏付けられたテザー(USDT)で支払うことができる。請求書に印刷されたQRコードをスキャンすると、利用者の好きなモバイルウォレットを使って通貨を選べる。
これまでルガーノ市では、市の専用サイトでのみ暗号資産(仮想通貨)での支払いを受け付けていた。
同社はすでにツーク市・州、ツェルマット市に暗号通貨決済を導入している。
英語からの翻訳:ムートゥ朋子

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