2009年、ブロに開業した「チョコレートセンター・オブ・エクセレンス」を視察するドリス・ロイトハルト経済相(左)とネスレ役員のペトラエア・ハイニケ氏
Keystone
スイスの食品大手ネスレはスイス西部フリブール州ブロにある研究所「チョコレートセンター・オブ・エクセレンス」を英北部ヨークに移転する。所員25人には配置転換を提示する。ブロにあるチョコレート工場の雇用に影響はない。
このコンテンツが公開されたのは、
スイス国内では一部メディアが移転計画と、移転に伴い25人はヨーク、ブロなどネスレグループ内での配置転換が提示されると報じた。ネスレ広報は18日、報道内容を認めた。移転の狙いは「グローバルな技術革新のスピードと機敏さを向上する」。昨秋に始まった大規模な事業再編の一環でもある。
ブロの研究所は2009年、2500万フラン(約28億7500万円)をかけて創設した。ネスレは代わりに欧州や中東・北アフリカのチョコレート関連事業をサポートする技術部門を置き、15人を雇用すると計画している。
ネスレは同日、14人で構成する取締役員会の体制を見直し、新たに3人の外部役員を任命する計画も明らかにした。「モノ言う株主」として知られるダン・ローブ氏が昨年6月、同社を「古いやり方に捕らわれている」と批判していた。
おすすめの記事
スイス、軍事プロジェクトの品質管理を外注へ
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの17件の主要軍事プロジェクトが、2026年初めから外部コンサルタントによる監査対象となる。これにはF-35戦闘機の調達も含まれる。
もっと読む スイス、軍事プロジェクトの品質管理を外注へ
おすすめの記事
スイスで人気の赤ちゃんの名前、1位はエマとノア 2024年統計
このコンテンツが公開されたのは、
2024年の赤ちゃん名づけランキングで、女の子は「エマ」、男の子は「ノア」が1位を獲得した。
もっと読む スイスで人気の赤ちゃんの名前、1位はエマとノア 2024年統計
おすすめの記事
スイスの政治
スイス・ゲスゲン原発、再稼働はさらに半年延期
このコンテンツが公開されたのは、
スイス北西部のゲスゲン原子力発電所の運転再開がさらに6カ月間遅れることになった。定期検査が行われた5月下旬以降、発電を停止している。
もっと読む スイス・ゲスゲン原発、再稼働はさらに半年延期
おすすめの記事
スイス、ロシア・ウクライナ首脳会談の「準備は万全」
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦政府のイグナツィオ・カシス外相は19日、ウクライナ情勢を巡る和平交渉について、スイスはロシアとウクライナの首脳会談を開催する「準備は万全」と述べた。
もっと読む スイス、ロシア・ウクライナ首脳会談の「準備は万全」
おすすめの記事
職場
スウォッチ、「つり目」広告を撤回 人種差別と炎上
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの時計大手スウォッチはつり目ポーズのモデルを使った広告を謝罪し、撤回した。中国を中心に人種差別的だとの批判が出ていた。
もっと読む スウォッチ、「つり目」広告を撤回 人種差別と炎上
おすすめの記事
世界貿易
トランプ氏、スイス大統領に金銭支払いを要求 関税発表前日の電話会談の詳細が明らかに
このコンテンツが公開されたのは、
スイスに対し39%の関税を発表する前日の7月31日、ドナルド・トランプ大統領がカリン・ケラー・ズッター大統領との電話会談で、米国への「投資」ではなく直接的な金銭支払いを要求していたことが分かった。大衆紙ブリック日曜版が報じた。
もっと読む トランプ氏、スイス大統領に金銭支払いを要求 関税発表前日の電話会談の詳細が明らかに
おすすめの記事
文化
ロカルノ映画祭、三宅唱監督「旅と日々」に金豹賞
このコンテンツが公開されたのは、
スイス南部で開催されたロカルノ国際映画祭で、三宅唱監督の「旅と日々」が最高賞にあたる金豹賞を受賞した。
もっと読む ロカルノ映画祭、三宅唱監督「旅と日々」に金豹賞
おすすめの記事
宇宙研究
国際宇宙ステーションでロボットが「宝探し」に成功 スイスも貢献
このコンテンツが公開されたのは、
日本製とドイツ製のロボットが、国際宇宙ステーション(ISS)で「宝探し」をして遊んだ。スイス・ルツェルン応用科学芸術大学(HSLU)もこの実験に貢献した。
もっと読む 国際宇宙ステーションでロボットが「宝探し」に成功 スイスも貢献
おすすめの記事
スイス中銀、新紙幣デザイン12案発表 一般投票募る
このコンテンツが公開されたのは、
スイス国立銀行(中銀、SNB)が、新フラン札のデザイン案12点を発表した。来月7日まで、インターネット上で一般投票が行われる。
もっと読む スイス中銀、新紙幣デザイン12案発表 一般投票募る
おすすめの記事
気候適応
ジュネーブ州、バス・路面電車を13日のみ無料に オゾン濃度が急増
このコンテンツが公開されたのは、
ジュネーブ州では13日、バスやトラム(路面電車)など公共交通機関が終日無料となった。オゾン濃度が急増したことへの対応で、スイスでは初めての措置だ。
もっと読む ジュネーブ州、バス・路面電車を13日のみ無料に オゾン濃度が急増
続きを読む
おすすめの記事
ネスレ、時価総額で欧州トップに
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの飲食料大手ネスレが欧州で最も時価総額の高い企業に輝いた。
もっと読む ネスレ、時価総額で欧州トップに
おすすめの記事
ネスレの攻防
このコンテンツが公開されたのは、
スイス人映画監督のウルス・シュネル氏はドキュメンタリー映画「Bottled Life」で、ネスレのミネラルウォーター販売戦略に疑問を投げかける。水は誰のものなのか、地域の人々に必要不可欠な水を営利目的で汲み上げてもよいの…
もっと読む ネスレの攻防
おすすめの記事
スイスに「チョコレート革命」を起こしたパイオニアたち
このコンテンツが公開されたのは、
スイスは世界でも有数のチョコレート生産国だ。カカオも育たない国がどうやってその地位を築いたのか。スイスチョコレート発展の歴史は、数々の技術革新や移民の活躍、そして偶然や人の縁の上に成り立っている。
もっと読む スイスに「チョコレート革命」を起こしたパイオニアたち
おすすめの記事
ネスレ 新CEOに外部のヘルスケア専門家
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの大企業ネスレのトップが来年から入れ替わることになった。新しい最高経営責任者(CEO)には、独医療大手フレゼニウスのCEO、ウルフ・マーク・シュナイダー氏(50)が就任する。今年で創立150周年を迎える同社は、シュナイダー氏を選任したことで、栄養と健康分野に力を入れていくことになる。
ドイツと米国の国籍を持つシュナイダー氏は、2003年からフレゼニウスのCEOを務めている。従業員22万人を抱えるフレゼニウスは医療技術に特化しており、年間売り上げは300億フラン(約3.1兆円)。
もっと読む ネスレ 新CEOに外部のヘルスケア専門家
おすすめの記事
インドの即席麺騒動、ネスレの初期対応のまずさが露呈
このコンテンツが公開されたのは、
スイス食品大手ネスレの子会社がインドで販売している即席麺「マギー」から、今年6月、鉛が検出された。この件での同社の対応は遅く、イメージの低下だけでなく、4700万フラン(約61億円)の損失が生じる可能性も出てきた。スキャンダルに対する初期対応で、ネスレが不備を露呈したのは今回が初めてではない。
問題の発端は、ネスレがインド北部ウッタル・プラデシュ州の食品安全基準局から、表示違反のため即席麺の回収を命じられたことだった。ネスレがこの命令に応じず、異議を申し立てたことがきっかけとなって、同社の人気ブランド、マギーのイメージは大きく傷つくことになった。
もっと読む インドの即席麺騒動、ネスレの初期対応のまずさが露呈
おすすめの記事
最も地球にやさしい会社はネスレ
このコンテンツが公開されたのは、
気候に有害な温室効果ガスの排出量縮小対策について、スイスの企業を対象に調査した結果が11月9日に発表された。 CO2排出量削減に向けた具体的な目標 ネスレ ( Nestlé ) の後には、スイス最大手銀行「UBS」、ベ…
もっと読む 最も地球にやさしい会社はネスレ
おすすめの記事
チョコレート産業の行方
このコンテンツが公開されたのは、
国際会計事務所KPMGは、市場はすでに確立し健康問題や個人的商品の流行が定着した一方で、最近の消費者の要求はさらに多様化していると報告している。 「多くの企業が、入れ替わりの激しい市場でトップの座を守ろうと奮闘している…
もっと読む チョコレート産業の行方
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。