Navigation

スイスの食の遺産に馬肉を追加

sda-ats

スイスの食の無形文化遺産の公式リストに「馬肉」が追加された。

このコンテンツは 2019/12/31 08:22
Keystone-SDA/sm

食の遺産協会他のサイトへが27日、発表した。ただ同協会は、馬肉には論争がないわけではないとコメントした。馬をコンパニオンアニマル(伴侶動物)と見なす人にとっては「犬や猫を食べるのに匹敵」するからだ。

しかし、フランス革命後、フランスが馬肉の禁止を取り消したことがきっかけで、スイスは馬肉の消費が増加。乗馬や馬車の需要が減り、馬肉は牛肉よりも安く手に入るようになった。

同協会は「何世紀にもわたり、馬は価値が高すぎて、と殺されなかった」という。馬は牛よりも食べる量が多いほか、飼料の使用効率が低く、より多くのエネルギーを消費すると付け加えた。

連邦政府が設立した食の遺産協会は、塩、グラールス州のアルプスチーズ、ヴァレー(ヴァリス)州のライ麦パンなど、400の製品をリスト化している。

このリストに今年末、ジュラ州産の馬肉とチーズが追加された。リストに加わるには、その製品が少なくとも1世代をまたいで受け継がれ、40年間継続的に生産されていることなどが条件となる。

近年、チューリヒの動物愛護団体の調査で、南米や欧州のと殺場での馬の虐待、さらにそうした肉がスイスに輸入されている実態が明らかになった。

JTI基準に準拠

JTI基準に準拠

おすすめの記事: SWI swissinfo.ch ジャーナリズム・トラスト・イニシアチブの認証授受

並べ替える

パスワードを変更する

プロフィールを削除してもいいですか?

サブスクリプションを登録できませんでした。 再試行する。
仮登録をしました。 次に、メールアドレスの認証手続きを行ってください。 ご入力いただいたメールアドレスに自動配信メールを送信しました。自動配信メールに記載されているリンクをクリックして、ニュースレター配信手続きを完了させてください。

注目の記事を毎週、無料でお届け

ご登録いただいた方には、swissinfo.chのトップ記事をメールでお届けいたします。

SRG SSRのプライバシーポリシーでは、データ処理に関する追加情報を提供しています。