ロカルノ映画祭 金豹賞はシンガポール作品「A Land Imagined」

金豹賞のトロフィーを手にするYeo監督 Keystone

第71回ロカルノ国際映画祭は11日、シンガポールのYeo Siew Hua監督による「A Land Imagined」を金豹賞(最高賞)に選んだ。

このコンテンツは 2018/08/13 12:45
swissinfo.ch

金豹賞に輝いた「A Land Imagined」は、膨大な砂の輸入が問題になっているシンガポールの埋め立て国土拡張事業を物語のベースとした犯罪ドラマ。主人公の刑事が、中国人越境労働者の失踪に隠された真実に迫っていく。今回の受賞はその物語の独自性が高く評価された。作品では、失踪した中国人や南アジアから来た越境労働者たちが、いかに湾岸諸国の人々と変わらない貧しい生活を送っているかも描かれている。

主人公の刑事役を演じたのはテレビ俳優のPeter Yu氏。撮影は、外国人立ち入り禁止で、シンガポール人でさえもあまり入ることが出来ない場所で行われた。Yeo監督はスイスインフォのインタビューで、国の埋立地の多くは一般立入禁止で、映画の撮影チームが入れる場所はさらに限られていたと明かした。また、実際に存在する場所だけを撮影地として使いながら、シンガポールという国を可能な限り不思議に見せたかったという。


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審査員特別賞にはフランスのYolande Zauberman監督による「M」、最優秀監督賞にはチリの女性監督Dominga Sotomayor氏の「Tarde para Morir Jóven」が選ばれた。 

映画祭は1日から11日までの開催され、その間293作品が上映された。

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