平昌五輪に出場するスイスのジノ・カビツェル選手(スキー)
Keystone
来月9日に韓国で始まる平昌(ピョンチャン)五輪に、スイスからは冬季五輪では過去最多となる171人の選手が出場する。スイスのオリンピック委員会が発表した。
このコンテンツが公開されたのは、
これまでの最多は2014年のソチ五輪(ロシア)で163人。
>>IOC、ロシアを18年冬季五輪出場禁止に
スイスオリンピック委員会は29日、アルペンスキー、スノーボードの最終出場選手を発表。スイスからはそのほかボブスレー、カーリング、フィギュアスケート、アイスホッケーなどに出場を予定している。平昌五輪は来月25日まで開催される。
選手団を率いるラルフ・シュテックリ氏は、ソチで獲得した11個のメダル数に最低でも到達したいと意欲を燃やす。
しかし、スノーボードに出場予定の男子選手2人が最近、負傷のアクシデントに見舞われたばかり。ソチ五輪男子ハーフパイプ金メダリストのユーリ・ポドラドチコフ選手は今月、米コロラド州アスペンで行われたスキーなどの競技を独自のルールで行う「冬季Xゲーム」で転倒、鼻を骨折するけがを負った。また、ダビド・ハブリュッツェル選手も今月20日、ワールドカップを兼ねたラークス・オープン(スイス)で負傷した。
スイス郵便は29日、平昌のスキージャンプ台を模した2018年冬季オリンピック記念切手外部リンクを発売した。
おすすめの記事
温暖化でスイスがオリーブの名産地に?
このコンテンツが公開されたのは、
スイス西部のフランス語圏は温暖化によりオリーブの木を育てやすくなっている。生産者らは2026年には栽培本数が2万本に倍増し、南部のイタリア語圏ティチーノ州を追い抜くと見込む。
もっと読む 温暖化でスイスがオリーブの名産地に?
おすすめの記事
アルプスに新しい巨大地上絵が登場
このコンテンツが公開されたのは、
世界各地で巨大な地上絵を描くアーティストのSAYPE(セイプ)さんが、スイス南部ヴォー州のアルプス山頂に新作を完成させた。
もっと読む アルプスに新しい巨大地上絵が登場
おすすめの記事
スイス・ゲスゲン原発、定期検査後に稼働再開できず
このコンテンツが公開されたのは、
スイス北部デニケン(ソロトゥルン州)のゲスゲン原子力発電所が2カ月近く、発電を停止している。給水配管システムに過負荷がかかっている可能性があり、安全性が証明されるまで発電を再開できていない。
もっと読む スイス・ゲスゲン原発、定期検査後に稼働再開できず
おすすめの記事
欧州人権裁判所、スイスは「セメンヤさんの権利を侵害」
このコンテンツが公開されたのは、
欧州人権裁判所(ECHR)大法廷は10日、スイスが女子陸上五輪金メダリストのキャスター・セメンヤさん(南アフリカ)の権利を侵害したとする2023年の判決を支持した。
もっと読む 欧州人権裁判所、スイスは「セメンヤさんの権利を侵害」
おすすめの記事
スイスの抗生物質開発企業、塩野義と研究・ライセンス契約を締結
このコンテンツが公開されたのは、
抗生物質の開発に特化するスイスの新興バイオ企業ビオヴェルシス(BioVersys)は2日、日本の塩野義製薬と共同研究・独占ライセンス契約を結んだと発表した。
もっと読む スイスの抗生物質開発企業、塩野義と研究・ライセンス契約を締結
おすすめの記事
スイス公共放送協会、大規模な組織再編計画を発表 人員削減も
このコンテンツが公開されたのは、
スイス放送協会(SRG SSR)は政府の予算削減を踏まえた組織再編計画を発表した。4言語圏の放送局のスポーツ、ドラマ、制作、配給、人事、財務、ITサービスなど各部門を縦割りで再編成する。
もっと読む スイス公共放送協会、大規模な組織再編計画を発表 人員削減も
おすすめの記事
スターリンクの衛星アンテナ設置に反対運動 スイス南部
このコンテンツが公開されたのは、
米宇宙企業SpaceX(スペースX)が運営する通信衛星「Starlink(スターリンク)」のアンテナ40基をスイス南部の村に設置する計画に対し、反対する声が上がっている。
もっと読む スターリンクの衛星アンテナ設置に反対運動 スイス南部
おすすめの記事
スイスでは現金のチップが主流
このコンテンツが公開されたのは、
スイスのレストランでクレジットカードやスマホ決済が普及しているが、チップは今も現金で払うのが主流だ。消費者の多くは、チップが確実にスタッフの手元に入るようことを重視している。
もっと読む スイスでは現金のチップが主流
おすすめの記事
プラタナス、猛暑でも冷却効果 スイスの研究
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの研究所が新たな研究結果を発表し、プラタナスは猛暑でも冷却効果を発揮することが分かった。樹木の冷却効果は30~35℃で限界に達するという既存の仮説を覆す結果が出た。
もっと読む プラタナス、猛暑でも冷却効果 スイスの研究
おすすめの記事
スイス国立銀行、政策金利ゼロに引き下げ
このコンテンツが公開されたのは、
スイス国立銀行(中銀、SNB)は19日、政策金利を0.25%引き下げて0%にすると発表した。
もっと読む スイス国立銀行、政策金利ゼロに引き下げ
続きを読む
おすすめの記事
アスリートのキャリア問題 スイスで新しい試み
このコンテンツが公開されたのは、
平昌(ピョンチャン)五輪が9日、韓国で開幕し、スイスからは史上最多の171選手が出場した。だが、スポーツだけで食べていける選手はほんの一握り。そうでない選手たちは、両立が可能な仕事、トレーニングや遠征に理解のある勤め先が必要だ。そんなアスリートに優しい会社はどこだろうか。
もっと読む アスリートのキャリア問題 スイスで新しい試み
おすすめの記事
スキーのラウバーホルンW杯、開催地にもたらす経済効果は?
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの山村ヴェンゲンで毎年1月に開催される国際スキー連盟(FIS)のラウバーホルン・スキーワールドカップ(W杯)。連盟が主催するアルペンスキーW杯では最も歴史が古く、最もコースが長いことで知られる。W杯によって世界的に注目されたこの小さな村だが、この大会が村にもたらす経済効果はどのくらいなのか。村はこのイベントなしで生き残れるのだろうか。
もっと読む スキーのラウバーホルンW杯、開催地にもたらす経済効果は?
おすすめの記事
リフト券の大幅値下げでスキー客を呼び戻せるか?
このコンテンツが公開されたのは、
過去数年、業績不振が続いたスイスのスキー場。今季はシーズン券の大幅値下げやスイスフラン安の効果で、離れたスキー客がゲレンデに戻ってくることを期待している。
もっと読む リフト券の大幅値下げでスキー客を呼び戻せるか?
おすすめの記事
ロシア、18年冬季五輪出場禁止に
このコンテンツが公開されたのは、
国際オリンピック委員会(IOC)は5日、ロシアの2018年冬季五輪(韓国・平晶)への出場禁止を決めた。ただし「ロシアからの五輪選手」として出場する道も残した。
もっと読む ロシア、18年冬季五輪出場禁止に
おすすめの記事
自転車の五輪金メダリスト、カンチェラーラ氏が不正?
このコンテンツが公開されたのは、
2016年リオデジャネイロ五輪の男子個人タイムトライアル金メダリストで、昨年引退したスイスのファビアン・カンチェラーラ氏(36)が不正を働いていたと、米国の元プロ自転車選手が自身の著書で訴えた。
もっと読む 自転車の五輪金メダリスト、カンチェラーラ氏が不正?
おすすめの記事
テニス元世界女王ヒンギスが三度目の引退へ
このコンテンツが公開されたのは、
女子テニスの元世界ランキング1位のマルチナ・ヒンギス(スイス、37)が26日、シンガポールで開催中のWTAファイナルを最後に現役引退すると発表した。
もっと読む テニス元世界女王ヒンギスが三度目の引退へ
おすすめの記事
リオ五輪汚職で逮捕のブラジル人幹部、スイスに大量の金塊を所有?
このコンテンツが公開されたのは、
昨年のリオデジャネイロ五輪の招致をめぐり、国際オリンピック委員会(IOC)委員の票の買収に関与したとして、ブラジルオリンピック委員会のカルロス・ヌズマン会長(75)が5日、同国の警察当局に逮捕された。同会長がスイスに総額70万ドル(約7900万円)の金塊を隠し持っていた疑惑が浮上しており、スイス当局も捜査に乗り出す見込みだ。スイスの連邦検察庁は、ブラジル側から9月28日付けでスイス連邦司法警察省に捜査協力の要請が来ていることを認めた。
もっと読む リオ五輪汚職で逮捕のブラジル人幹部、スイスに大量の金塊を所有?
おすすめの記事
伸び悩むスイスの観光産業、打開策はあるのか?
このコンテンツが公開されたのは、
スイスのアルプス、湖、村、谷などの壮観は昔から世界中の観光客を惹きつけてきた。しかし今、スイスへの観光客が減っている。その原因は?
低迷する観光産業の原因は、スイスのイメージ低下ではない。今でも安定した、牧歌的で美しい国というイメージは変わらず、旅行で訪れたい国にもよく名前が挙がる。
さまざまな国の観光政策の顧問を務め、国の評判を測るシステムを開発したサイモン・アンホルト氏によると、スイスに対する世界の評価は以前と変わらず「すばらしい」という。スイスは各国のイメージに関する世界ランキングで過去10年間、8位の座を守り続けている。
もっと読む 伸び悩むスイスの観光産業、打開策はあるのか?
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。