Navigation

スイスの電子技術が支える火星探査の測定機器

「赤い惑星」火星に着陸した探査機には、地震計が搭載されている。制御する電子機器はスイス連邦工科大学チューリヒ校が開発した。

このコンテンツは 2018/12/03 10:04

チューリヒの研究者たちは今後、この謎の惑星の内部から集められたデータの分析に取り掛かる。(SRF, swissinfo.ch)

NASAの火星探査機インサイトが11月26日、205日に及ぶ4億8300万キロメートルの宇宙の旅を経て、火星着陸に成功した。

着陸にあたり、インサイトはこれまでの火星探査機よりも多くの困難を克服しなければならなかった。インサイトは機体がより重く、大気圏に入る速度がより遅い上、砂嵐の危険が高い気象的にあまり好ましくない時期に着陸が重なったからだ。

しかしこの無人探査機は、難局を切り抜けて無事「赤い惑星」の表面に着陸した。搭載されている機器を用いて、科学者は火星の内部を調べることができる。機器の一つは、火星の地震と隕石衝突を記録する地震計だ。

センサーのデータ収集と制御を行う電子回路は、連邦工科大学チューリヒ校の複数のチームによって開発された。これらのチームが、得られたデータの評価と解釈も担当する。


並べ替える

パスワードを変更する

プロフィールを削除してもいいですか?

サブスクリプションを登録できませんでした。 再試行する。
仮登録をしました。 次に、メールアドレスの認証手続きを行ってください。 ご入力いただいたメールアドレスに自動配信メールを送信しました。自動配信メールに記載されているリンクをクリックして、ニュースレター配信手続きを完了させてください。

注目の記事を毎週、無料でお届け

ご登録いただいた方には、swissinfo.chのトップ記事をメールでお届けいたします。

SRG SSRのプライバシーポリシーでは、データ処理に関する追加情報を提供しています。