スイスのベルセ内務相、仏領空飛行中に仏空軍からお咎め
スイスのアラン・ベルセ内務相が今月5日、私的時間中に隣国フランスで小型機を自ら操縦していたところ、仏空軍に「お咎め」を受けた。
連邦内務省広報は、チャーターしたセスナ機で飛行していたベルセ氏が、仏空軍の管制塔が発した情報を「誤解」したため、着陸を指示されたと説明した。身元確認や事情聴取を受けた後、ベルセ氏は飛行を継続した。
ドイツ語圏の日刊紙NZZによると、小型機の操縦免許を持つベルセ氏はスイス西部のフリブール・エキュヴィラン飛行場から離陸。スイス国境から約300キロメートル離れた仏空軍基地の司令塔上空の飛行禁止区域に接近した。最初の警告後にベルセ氏が「異常な」動きで飛んだため、仏空軍は航空警察に通報。戦闘機2機が出動し、ベルセ氏の航空機に着陸を求めた。
英語からの翻訳:ムートゥ朋子
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