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犯罪に対する不安感が増加

進歩する技術を取り入れて自宅を守るに越したことはない? Ex-press

スイスに住む人々の間では、犯罪に対する不安感が大きくなってきている。2000年以降あらゆる種類の犯罪が激増したと感じている人は、調査対象全体の約9割に上る。

特に犯罪が増えたと感じているのは、子どもを持たない中高年層の夫婦 ( 96% ) と月収が9000フラン ( 約72万円 ) を超える人々 ( 93% ) だ。

漠然とした不安感

 これは、警備会社「セキュリタス・ダイレクト ( Securitas Direct ) 」の委託により、市場・世論調査機関「リンク ( Link ) 」が1410人に対して行った代表調査の結果だ。5月16日付の日曜新聞「ゾンターク ( Sonntag ) 」の紙上で公開された。

 しかし、現実には犯罪は増加していないようだ。直接犯罪の被害にあったという人は5人に1人。20年前にリンクが行った初調査とまったく同じ結果だった。

 このような漠然とした不安感は人々を守りの態勢に走らせている。過去10年間で自宅に警報装置を備え付けたり、より性能の優れた鍵に付け替えたりした人は3人に1人を超えた。

 泥棒や強盗の被害件数はフランス語圏でより多く増加しているが、対策を取っている人はドイツ語圏より少なく全体の36%に過ぎない。ドイツ語圏では41%が何らかの防犯対策を講じている。

swissinfo.ch、外電

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