スイスの大学、世界ランキング上位10校に入らず
スイス連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)は英タイムズ誌の世界大学ランキング2019年版で昨年より一つ順位を落として11位となり、上位10校から外れた。依然として欧州大陸ではトップの順位だが、順位低下は2年連続で、15年(13位)以来4年ぶりにトップ10からこぼれ落ちた。
同ランキング外部リンクは世界1250校を①教育②研究③論文の引用数④産学連携⑤国際性――の5項目を評価し得点化。17~18年の調査結果に対する2万件超の反応も評価に反映させた。
イギリスのオクスフォード大学とケンブリッジ大学が昨年に続き1位と2位に輝いた。米国のスタンフォード大、マサチューセッツ工科大、カリフォルニア工科大が続いた。
スイスの大学では連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)が3位上がって35位にランクイン。チューリヒ大は136位から90位に上がった。一方でバーゼル大は95位から103位に、ベルン大学は105位から110位に、ジュネーブ大学は130位から135位にそれぞれ下がった。
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