ポリーヌとシャルロット
フリブール、1995年
写真・Hugues de Wurstemberger、© Hugues de Wurstemberger
de Wurstemberger, Hugues
ヴヴェイ、1953年
写真・Monique Jacot
Jacot, Monique
ベルン・ビュムプリッツ、2007年
写真・Béatrice Devènes
Batrice Devnes
トゥーン近郊にある幼稚園の引っ越し
1950年代
写真・Martin Glaus
Glaus, Martin
トゥールガウ州のとある小学校にて
1947年
写真・Hans Baumgartner
Baumgartner, Hans
児童養護施設「アルターグート」の遊び場にて
チューリヒ、1990年前後
写真・Giorgio von Arb、© Giorgio von Arb
von Arb, Giorgio
「レナ」、作品シリーズ「I built this garden for us(私たちのためにこの庭を作った)」より
ルツェルン、1997年
写真・Stefan Banz、© Stefan Banz
Banz, Stefan
チューリヒ・トリームリ、1981~84年
写真・Yvonne Griss
Griss, Yvonne
カール・ボスハルドの「手配写真風」ポートレート
1852~53年
写真・Carl Durheim
SBA
農家の少年と牛乳の缶
ベルン州・エンメンタール、1933年
写真・Hans Staub
Staub, Hans
「ロマン」、作品シリーズ「L'âge critique(思春期)」より
クルシエ、2006年
写真・Nicolas Savary
FSS
ジャンプ
チューリヒ、1955~56年
写真・Gotthard Schuh
Schuh, Gotthard
バラックと新築マンション
チューリヒ、1961年
写真・Rob Gnant
Gnant, Rob
庭で遊ぶエマとマリー
1913年10月
写真・Albert Meierhofer、© Albert Meierhofer/Fotostiftung Schweiz
Meierhofer, Albert
日曜日の行楽
グラウビュンデン州、1909年
写真・Rudolf Zinggeler
SNB
ゴルナーグラート、1989年8月
写真・Nicolas Faure
Faure, Nicolas
リュックサックに入ってお出かけ
1959年
写真・Martin Glaus
Glaus, Martin
このコンテンツが公開されたのは、
写真が普及し始めたころから、子どもたちはすでに人気の被写体だった。写真集「スイスでの幼少期」には、19世紀から今日までにスイスで撮影された子どもたちの写真が収められている。その中には、写真史における代表作や、スイス写真財団のコレクションから選び抜かれた逸品なども見られる。
最初に着たイブニングドレス、初めてお父さんのオートバイの後ろに乗せてもらった日。人生初の「手配写真風」ポートレート。子どもたちにとっては、たくさんのことが新鮮だ。それらの経験を忘れてしまわないように記録したい。これが、プロ・アマチュア問わず、子どもたちが被写体として写真家に愛され続けてきた理由の一つだ。
「子どもの写真には多くの場合、自分にはもう決して訪れることのない時代、必死にお願いすれば欲しいものが手に入った世界、現実よりも空想に満ちていた生活に対する強い郷愁の感情が染み込んでいる。どの子どもの写真も、こうした失われたユートピアの何かを写し出している」とスイス写真財団は、今回出版された写真集の前書きで述べている。
大半の写真が、常に動き回る子どもたちの一瞬をとらえたスナップ写真。唯一不自然に見えるのが、今ではあまり見られなくなった、堅苦しくポーズをとった子どもが写っている昔のポートレート写真だ。写真集には、スイス写真財団が国内各地から集めた、過去170年間の子どもたちの写真が掲載されている。
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