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テニス・ウィンブルドン フェデラーが語る「僕にとっての家族」

フェデラーの家族

2017年のウィンブルドン選手権で、フェデラーのプレーを見守る妻ミルカさん(右)と子供たち

(Keystone)

現在、男子テニスの世界ランク2位につけているロジャー・フェデラーが2日、ウィンブルドン選手権に出場する。36歳を迎えてもなお勝利にあくなき挑戦を続けるのは、家族の支えがあってこそだ。

 「グラスコートの王者」がウィンブルドンに帰ってくるー。体への負担を理由に今年の全仏オープンを欠場したフェデラーが心機一転、得意のグラスコートで優勝を狙う。フェデラーは2017年のウィンブルドン選手権で男子シングルス8冠を達成。男子シングルスのグランドスラム歴代最多20勝という前人未到の記録は、フェデラーがテニス界のみならず、あらゆるスポーツにおいて偉大な選手であることを示す一つの好例だろう。

嬉し泣き

 昨年のウィンブルドンで優勝したとき、フェデラーが涙を流した。コートサイドにいた妻ミルカさん、双子の娘マイラちゃんとシャーリーンちゃん、母ルネッテさん、父ロベルトさん、姉ダイアナさんの隣に、双子の息子レオ君、レニー君が座っているのを見つけたときだった。

 今年1月の全豪オープン中、フェデラーは地元テレビ局のインタビューで、2009年に結婚した元テニス選手のミルカさんへの思いを語っている。「2000年のシドニー五輪でミルカと出会って付き合い始めたときから、家族を持ちたいと思っていた。それから僕の人生は一変した。人生で最良の出来事だった」。フェデラーはスイス公共放送(SRF)のインタビューでも、ミルカさんへのあふれる愛情を明かした。

 フェデラーは、自分をテニスの世界に導いてくれた両親のサポートも非常に大切だと語った。フェデラーの父ロベルトさんは、息子の運動神経は母親譲りだと語っている。スイスで生まれたロベルトさんは20代で南アフリカに引っ越し、ヨハネスブルグ出身でマルチに活躍するスポーツ選手、ルネッテさんと出会った。ルネッテさんはフィールドホッケーの選手として名を馳せたが、足のけがにより引退を余儀なくされた。

プレッシャーはない

 ロベルトさんとルネッテさんは1973年に結婚。1981年8月8日に息子ロジャー・フェデラーが生まれた。両親は息子とよくテニスをし、その頃から息子の抜きん出たテニスセンスを見出していた。しかし、フェデラーは、両親からプロになるよう無理強いされたことはなかったと振り返る。

 最近のフェデラーは沈着冷静なプレースタイルで知られるが、子供の頃はかんしゃく持ちで有名だった。試合中に怒りで我を忘れ、両親にコートから連れ出されたこともある。フェデラーはここから、技術だけでなくコート上の振る舞いも大事なのだと学んだ。ルネッテさんは、息子がたとえ負けたとしても決して怒らず、息子が悪い振る舞いをしたときだけ叱ったと振り返る。

 子供の死亡率が高い国の教育やスポーツプログラムを支援するロジャー・フェデラー財団が出来たのは2003年のこと。財団の運営、フェデラー宛のファンレターを管理するのはロベルトさんの役目だ。フェデラーはSRFのインタビューで、いつも自分の意思を尊重してくれ、どんなときも支えてくれた両親にとても感謝していると語った。

 フェデラーは4人の子供たちにテニスを無理にやらせるつもりはないという。その代わり、スポーツの親善大使として若者たちにスポーツの楽しさを広めている。

(英語からの翻訳・宇田薫)

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