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コンピューターで雪崩予報

スイスの科学者チームは、雪崩予報のためのコンピューター・モデルを開発した。過去10年間の雪、気象情報、雪崩予報のデータベースを創り、このデータをもとに、想定される状況と予報に最も近い10のモデルを計算できる。

スイスの科学者チームは、雪崩予報のためのコンピューター・モデルを開発した。過去10年間の雪、気象情報、雪崩予報のデータベースを創り、このデータをもとに、想定される状況と予報に最も近い10のモデルを計算できる。

モデルを開発したのは、ダボスの雪・雪崩研究所のコンピューター・サイエンティスト、ベルナルド・ブラベック氏。ニューモデルは、雪崩の即時危険性と翌日の危険性を自動的に計算する。が、あくまでもサポート・システムで、気象予報士に取っ手変わるものではない。また、彼はシステムに限界があることも認めている。「この冬、極端な状況下でシステムを試してみたが、状況をカバーできなかった。従って、もし今までに全く無かった状況や極端な状況が起こった場合、システムは役に立たないだろう。」

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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