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ゴルバチョフ氏、連邦議会で演説

スイスを訪問しているミカエル・ゴルバチョフ元ソ連邦大統領は、12日連邦議会で演説し、超大国の大量破壊兵器の廃棄が進む過程での人類と環境に与える大惨事の可能性について述べ、欧米の支援を訴えた。

スイスを訪問しているミカエル・ゴルバチョフ元ソ連邦大統領は、12日連邦議会で演説し、超大国の大量破壊兵器の廃棄が進む過程での人類と環境に与える大惨事の可能性について述べ、欧米の支援を訴えた。

ゴルバチョフ氏は自らが会長を務める環境保護団体、緑十字の招待でスイスを訪問、12日連邦議会で核兵器、生物・化学兵器による大量殺戮は、新世紀において人類が直面する最も深刻な課題だとする主旨の演説をした。またゴルバチョフ氏は、西側諸国にロシアの兵器廃棄を支援するよう要請した。

核弾頭、原子力潜水艦などの廃棄作業は、環境破壊や健康被害を引き起こしている。海底には150の原潜と何千トンもの化学兵器が埋められているという。ゴルバチョフ氏が問題の深刻さを示すためロシアの状況を示したところによると、ロシアはこれから廃棄される化学兵器4万トンを保有しているが、欧米からの資金援助は化学兵器の廃棄作業に必要とする100億から170億スイスフラン(58億から90億ドル)に遠く及ばない。小型で携帯に便利な化学兵器は、スポーツスタジアムなどにバックパック等に入れて容易に運び込む事ができ、何千、何万もの一般市民を瞬時に殺すことが可能な破壊力を持つ。ゴルバチョフ氏は、アドルフ・オギ・スイス連邦大統領を含む40ヶ国の首脳に書簡を送り、ロシアの大量破壊兵器廃棄の財政援助を要請した。そして、スイスのような中立国が、大量破壊兵器廃棄問題でより大きな役割を果たすよう期待すると述べた。

ゴルバチョフ氏演説の直前、全州議会(上院)は大量破壊兵器廃棄への支援金増額案を承認、世界の化学兵器廃棄費用の2%を拠出することを決定した。

ゴルバチョフ氏がスイス連邦議会で演説したのは、1993年以来2度め。

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