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スイスのブッシュ大統領再選への反応

米大統領選挙後のスイスメディアの反応は芳しくない。

(swissinfo.ch)

アメリカのブッシュ大統領再選についてスイスのメディアは今後4年間、米国と欧州両者にとって好ましくない結果を及ぼすことを危惧している。

イラク戦争に反対していたスイス国民の多くが、ケリー民主党候補を支持していただけに米大統領選挙の結果に批判的な紙面が目立った。

辛辣な紙面

 発行部数最大のドイツ語圏の大衆紙ブリックは「6,200万人の米国人はただ単に頭が悪いのか?」との見出しで始まり、次の米大統領選挙で民主党ヒラリー・クリントン上院議員の再選を夢見ている。同新聞のインタビューを受け、スイスのカルミ・レイ外相は「ブッシュ氏は外交政策を変更しないだろう」と語り、それでも「スイスは引き続き米国に言うべきことはいう」と批判しつづけると述べた。

 保守系のドイツ語日刊紙ノイエ・チェルヒャー・ツァイトゥングは「ブッシュ大統領は欧州では人気がなくても、民主党の攻撃をかわし、米国の基盤を確かなものにした」と分析。フリブールのフランス語日刊紙ラ・リベルテは「これで共和党は今後も国際社会を無視する一方的な外交政策を続けるだろう」と悲観する。 

 さらに、ベルンのドイツ語日刊紙ベルネル・ツァイトゥングは「ブッシュ大統領はさらに宗教的な使命を確信し、それが権力と重ね合わさり危険なものになるだろう」と警告する。

欧州との関係は?

 ドイツ語の日刊紙ターゲスアンツァイガーは「ブッシュ大統領は今後国内で取り組む社会政策でも欧州とは懸け離れることになるだろう」と見ている。

 フランス語圏の新聞の批判は徹底的だ。ヴァレー州の地方紙ル・ヌヴェリストは「米国はさらに保守的になり、ブッシュは今後も自らの信仰信条を世界に押し付けていくだろう」とある。さらに、「欧州は悪夢が現実となり、ブッシュ大統領をもう誰も止められない」と悲嘆する。

 ヴォー州の日刊紙24(ヴァントキャトル)ウールの見出しは「ブッシュ2がもたらすもの」と揶揄している。ジュネーブの日刊紙トリビューン・ド・ジュネーブは見出しに「そして今、アメリカはどこへ行く?」と疑問を投げかける。

 大衆紙ル・マタンはブッシュ候補の勝利でなく「ケリー候補、さじを投げる」と未練がましい見出しを選んだ。また、日刊紙ル・タンはブッシュ大統領の勝利を堕胎や同性愛結婚の反対などといったモラル問題にあると分析する。風刺画では燃えている地球の上にブッシュ大統領が立って「君達はまだ何もみていない」と言っており、今後の米国の政策への不安を露にしている。


スイス国際放送  屋山明乃(ややまあけの)意訳


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