このコンテンツが公開されたのは、
アールガウ州では難民申請者の収容施設が不足している。州当局は難民申請者300人用の仮設住宅として「イケア・ハウス」の購入を決めた。(SRF/swissinfo.ch)
これは、イケア・ファウンデーションと国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の資金援助を受け、ベター・シェルター社が開発した仮設住宅だ。小さいが少なくとも4人が生活できるスペースがあり、組み立ては至って簡単だ。1戸の価格は1200スイスフラン。ただし、同仮設住宅には暖房設備がないため、屋内に設置しなければならない。アールガウ州の関係当局は、広い空間に大勢の人が寝泊りしている地下の核シェルターに代わる、よい選択肢の一つだと考えている。
続きを読む
おすすめの記事
「アフガニスタンは忘れ去られた」
このコンテンツが公開されたのは、
スイスでは最近、アフガニスタンからの避難者が増えている。そのほとんどはバルカン地域を通る「民族移動」の流れに乗ってやってくる。7人家族のサジャディ家もこのルートを通ってスイスにたどり着いた。10月20日からベルン近郊で、慈善団体「救世軍」が運営する保護施設に暮らす。
もっと読む 「アフガニスタンは忘れ去られた」
おすすめの記事
緊急収容施設の確保
このコンテンツが公開されたのは、
増え続ける難民申請者の収容先に頭を悩ませるスイス当局は、あの手この手で収容施設を確保しようとしている。
もっと読む 緊急収容施設の確保
おすすめの記事
スイスの難民 受け入れ先は城?
このコンテンツが公開されたのは、
フリブール州の由緒ある城が、まもなく難民申請希望者に門戸を開く。地元住民の多くは新たに到着する難民・移民を快く迎えようとしているが、一部の住民は戸惑いを隠せないでいる。人々の間で広がる「連帯の波」はどれほど強いものなのだろうか?
フリブール州グロレイ村の入り口に立つ19世紀の邸宅「ロジエール城」。南向きのテラスからは、なだらかに広がる野原と森の向こうにアルプスとジュラの山並みがちらりと見える。
もっと読む スイスの難民 受け入れ先は城?
おすすめの記事
スイスで始まった、難民を自宅に受け入れる試み
このコンテンツが公開されたのは、
難民申請者をスイスの一般家庭に受け入れる。こんな発想のプロジェクトが、NGOの難民援助機関と州の連携で始まった。自宅提供を申し出た世帯数は約300。エリトリア人の難民を受け入れた家庭「第一号」となったヴォー州・モルジュ近郊の一家を訪ねた。
もっと読む スイスで始まった、難民を自宅に受け入れる試み
おすすめの記事
一般家庭で、子どもたちのお兄さんのように
このコンテンツが公開されたのは、
難民申請者のイーサさん(24)は、スイス難民援助機関(OSAR)が開始した家庭に難民を受け入れるプログラムで初のケースに選ばれた。このプログラムは、スイスに残る可能性が高い申請者を対象としている。 ヴォー州グランの地下核…
もっと読む 一般家庭で、子どもたちのお兄さんのように
おすすめの記事
地下の核シェルター 議論を呼ぶ難民収容施設
このコンテンツが公開されたのは、
母国政府の弾圧から逃れ、命を危険にさらしてスイスにたどり着いた難民申請者たち。そんな彼らの収容先は、思いもよらぬ地下の核シェルターだった。これは、急増する難民申請者の収容先の確保に頭を悩ませた、各州政府の思い切った解決策だが、ますます議論を呼んでいる。
もっと読む 地下の核シェルター 議論を呼ぶ難民収容施設
おすすめの記事
地下の防空壕を難民収容施設に
このコンテンツが公開されたのは、
ヴォー州が地下の防空壕を難民収容施設として利用していることを巡り、議論が巻き起こっている。例えば同州の村にある防空壕は、最大50人の男性を収容し、寝室3室にシャワー二つ、トイレ四つを備えている。窓はない。外の空気を吸い…
もっと読む 地下の防空壕を難民収容施設に
おすすめの記事
不足するベッド アインジーデルン修道院が救いの手
このコンテンツが公開されたのは、
シュヴィーツ州にある難民受け入れセンターは、どこもいっぱいだ。そこで、かの有名なアインジーデルン修道院が救いの手を差し伸べた。(SRF/swissinfo.ch)
シュヴィーツ州では膨れ上がる難民申請者の住まいの確保に苦労している。そこで解決策を探っていた州に、アインジーデルン修道院が協力を申し出た。エリトリア難民40人を一時的に受け入れるというものだ。
難民申請者たちが滞在するのは、もともと巡礼者用に作られた簡素な部屋だ。彼らがスイスにやってきたのは、自国で起きた内戦から逃れるため。8月にスイスに提出された難民申請のほぼ半数は、エリトリアから逃れてきた難民のものだ。
彼らは最長3カ月間このベネディクト派のアインジーデルン修道院に滞在する予定で、滞在期間中は修道院の仕事を手伝う。エリトリア難民たちは地元住民と問題を起こさないよう注意されている。現時点ではこの修道院滞在に関して地元住民から心配の声は上がっていない。
もっと読む 不足するベッド アインジーデルン修道院が救いの手
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。