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スイス生まれの漢方薬、米市場へ

医薬品企業で有名なスイスだが、こんな漢方薬が製造されていることは、ほとんど知られていない。チベット漢方の伝統方式に則った漢方薬パドマは、ヨーロッパ市場では長年売られてきたが、アメリカ市場へ進出することになった。

このコンテンツは 2000/01/27 17:26

医薬品企業で有名なスイスだが、こんな漢方薬が製造されていることは、ほとんど知られていない。チベット漢方の伝統方式に則った漢方薬パドマは、ヨーロッパ市場では長年売られてきたが、アメリカ市場へ進出することになった。

パドマUS代表のマルティン・ウォルフ氏は、合衆国食品および薬品局の厳格な規定にしたがって「健康食品」とされたことは、同社にとって大事件だったと、Swissinfoに語った。

巨大な北米市場進出だけが、パドマにとって興奮すべき進展ではない。12月6日付けタイム誌で報じられた、イスラエルで進行中のリサーチがある。結果は今のところ、このスイス製漢方薬の有効性が実証されている。

パドマは20数種類の薬草からチベットの伝統方式に従ってスイスで製造されている。ハーブのうち何種類かはスイス国内またはヨーロッパで栽培され、他はインドから輸入されている。チベット漢方は、インドや中国の古代から伝わる漢方に似ている。「医食同源」の思想のもと、食事療法に加え、ハーブその他自然調合品を病気や症状の予防と治療に用いる。ダライラマは、チベット漢方の普及の後援者で、さらなるリサーチを勧めている。チベットでは、パドマのような漢方薬が、風邪からガンまで様々な病気治療に用いられてきた。が、西洋では免疫と循環系統への有効性以外は、医学的な証明は得られていない。

パドマを商品化したのは、チューリッヒの薬品工場経営者カール・ルッツ氏だった。60年代、チベット漢方に関心を持った彼は、ある東欧の漢方医からパドマの処方せんを手に入れた。1969年、製造開始し、現在西洋ではスイスが唯一の製造国だ。形状はカプセルで、ほとんどの国で「Padma 28」の名称で市場に出ている。北米ではPadma Basic。医者の処方せんなしで購入できる。

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