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スイス銀行家協会 依然として警戒態勢を緩めず

Keystone

スイスの銀行は金融危機をまだ乗り越えていないようだ。スイス銀行家協会は、この先数カ月間のクレジット部門の動向を懸念している。

このコンテンツは 2009/09/18 09:40

9月17日にジュネーブで開かれた銀行家会議を機に発表された2009年の銀行バロメーターによると、経済危機の影響でクレジットの見送りが増加する恐れがあり、マージンが急激に回復することはないと予想されている。

投資部門に問題

スイス銀行家協会 ( SBVg ) は、この1年間にリスクは減少したものの、銀行が行っている投資の中にはまだ問題を抱えているものがあり、投資部門に新たな負担をかける可能性があると警告を発した。しかし、投資家の信頼が戻ってきていることから、資産管理や商取引では収益状況にわずかな改善が見られると予想している。

間もなく退任するピエール・ミラボー会長は、スイスには大銀行が必要だという意見だ。大銀行の崩壊に関する討論会でミラボー会長は、
「銀行の規模が問題なのではなく、投資部門に問題がある。銀行はヘッジファンドの役割を演じるべきではない」
と述べ、銀行の商取引では自己責任において調整を図る必要があると主張した。

また、将来設計に当たって次の4つの点に留意するよう求めた。第1に、「金融界とスイスはもっと肯定的に、もっと自信を持って行動するべきだ」。第2に、「道徳的な行動は銀行家のみでなく、国家やその代表者にも要求すべきだ」。第3に、「危機は市場経済につきものだが、高水準の経済循環はいずれもその前の経済循環から続いているものだということをもう一度思い起こするべきだ。市場経済とグローバル化は絶対に維持されなければならない」。そして最後にミラボー会長は、外交政策は第一に経済政策でもあると指摘し、貧困や人権などのテーマ以外に輸出や商取引ライセンスに関しても話し合われるべきだと主張した。

swissinfo.ch、外電

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