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スイス、リビア人向けビザ発行再開の意向

スイスとリビアの関係悪化問題の解決をシェンゲン加盟国が心待ちにしている Keystone Archive

スイス政府は3月24日、リビアの要人に対するビザの発行を再開する意向があると発表した。その目的は、いまだ刑務所に束縛されている、マックス・ゲルディ氏の解放にある。

このコンテンツは 2010/03/25 08:32

ミシュリン・カルミ・レ外相は欧州連合 ( EU ) のキャサリン・アシュトン外相とのブリュッセルでの会見後、これはスイスのリビアに対する「誠意」と語ったが、戦略と交渉内容についてはコメントを避けた。

EUの仲介で打開できるか

カルミ・レ外相がブリュッセルに到着する直前、スイス政府は、リビアの政府関係者へのビザ発行を再開する予定があると発表した。リビアに対しその対価として、シェンゲン加盟国出身者に対するリビア入国の禁止を解くよう希望している。

スイスの目的は、ゲルディ氏の刑務所からの解放だが、スイスはさらに、仲介となっているスペインとドイツの提案を受け入れることを基本とし、さらに交渉を続ける用意があるという。スペインの首都マドリードでスイスは2月中旬、スペインのミゲル・アンヘル・モラティノス外相とリビアのモウサ・コウサ外相と会見し、スイスの意向を伝えたが、問題の解決までには至らなかった。

リビアが2月初めから、EU諸国全体を対象としてそれらの国民の入国を拒否していることに対し、EUからスイスに対する圧力が強まっていた。EUのアシュトン外相はスイスとリビアに対しそれぞれ歩み寄りの「ジェスチャー」をするよう求めていた。
こうした動きに発展した背景には、4月5日からシェンゲン協定域内の新ビザ規範が発効となることがある。新規範では、スイスが決めた入国拒否ブラックリストを「地域に限って有効」とすることが可能になり、シェンゲン全体のまとまりが崩れることをEUは恐れている。これまでに、イタリアとマルタが新規範を取り入れると警告している。

swissinfo.ch、外電

2月18日に発表されたスイスとリビアの歩み寄り事項

スイスはシェンゲン地域への入国が拒否されるリビアの約150人の重要人物リストを作成していたが、これを取りやめ、自動的なビザ発行の拒否を止める。
マックス・ゲルディ氏とラシド・ハムダニ氏 ( 既に解放 ) を解放する。一方、リビアはシェンゲン地域出身者への短期ビザの発行を再開し、既に発行されていたビザを無効とすることを止める。
ドイツが、両国を審判する弁護士を立て、ハニバル・ガダフィ氏のジュネーブでの逮捕事件を審判する。この判決を両国は最終判決として認める。
スイスは、2009年9月4日に新聞紙上でハニバル・ガダフィ氏の写真が公開されたことを深謝する。

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