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ヘブロン国際監視団殺害でダイス外相遺憾の意

ヘブロン国際監視団の同僚達に運ばれるBerruex氏の柩 Keystone

ヨルダン川西岸ユダヤ人占領地で26日ヘブロン国際監視団の車が待ち伏せ襲撃され、スイス人とトルコ人の監視員2人が殺害された事件で、ダイス外相は27日記者会見を行い、殺害された2人に哀悼の意を表明し、事件究明を求めた。

このコンテンツは 2002/03/28 06:23

殺害されたのは、武器を持たないヘブロン国際監視団(TIPH= Temporary International Presesnce in Hebron)の監視員、ヴォー州出身のスイス人Catherine Berruexさん(25)とトルコ人のTurtug Cengiz Toytuncさん。TIPHのナナ・アルマーク広報担当官が襲撃時2人と一緒にいた生存者らの証言としてswissinfoに語ったところによると、「イスラエル入植者が使う幹線道路をヘブロンからテルアビブに車で向かう途中、突然銃撃音が響いたので車を止めた。後部座席にいた男性は座席下に伏せていたが、銃撃音が止み顔を上げると副長のトルコ人のToytuncさんが死亡していた。正体不明の襲撃者らは、3人が英語とアラビア語で国際監視団員だと叫んでも銃撃を続けた。もう1人の監視員が重傷を負ったBerruexさんを車から運び出したところへイスラエル軍が到着、激しい銃撃戦が展開される中Berruexさんは死亡した。もう1人のトルコ人監視団員は負傷したが、西エルサレムの病院で治療を受け回復に向かっている。」。

ヘブロン国際監視団は、スイス、デンマーク、イタリア、ノルウェー、スウェーデン、トルコ国籍の文民で構成される。武器を携帯せず、ヘルメットと防弾チョッキを着用するのみで、襲撃に巻き込まれた時は建物のかげなどに隠れる以外に為す術が無い。2000年9月のイスラエル入植地でのパレスチナ人によるインティファーダ(蜂起)発生以来、国際監視団員は何度も紛争に巻き込まれているが殺害されたのは初めてだ。事件後、ヘブロン国際監視団は85人の監視員全員に連絡があるまで外出・移動をしないよう通告した。

西エルサレムの病院に収容されているトルコ人監視員がイスラエルラジオに語ったところによると、襲撃者はパレスチナ警察の制服を着ていてカラシニコフ銃を持っていた。車には国際監視団のものであることが明示されていた。一方、パレスチナ当局は、襲撃はイスラエル軍によるものと主張している。アルマーク広報担当官は「ヘブロン国際監視団では事件を調査しているが、事件の背後にいたのは誰なのかこれまでのところ何の情報も得ていない。」と語った。

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