スイスの視点を10言語で

ジュネーブ司法当局、ダボス会議ハッカー事件捜査開始

覆面会見をしたバーチャルモンキーレンチのメンバー Keystone

ジュネーブ司法当局は、ダボス会議の主催者である世界経済フォーラムのコンピューターにハッカーが侵入、出席者1400人の個人情報が盗まれた事件の捜査を開始した。

ハッカーは世界経済フォーラムのデータベースに侵入、ビル・ゲーツ氏、アラファト・パレスチナ自治政府議長など出席者1、400人のクレジットカードの詳細等個人情報をダウンロードしCD-ROMに記録、日曜紙「ゾンターグツァイトゥン」に匿名で送りつけた。ジュネーブ地裁はゾンターグツァイトゥンに、このCD-ROMの提出を求めた。事件を担当するマーク・タポレト判事は、ゾンターグツァイトゥンの情報源の秘密保持を尊重するので、CD-ROMがどこから来たかを言明するよう要請はしないと言う。

CD-ROMを送って来たのは、先日覆面会見に応bス「バーチャルモンキーレンチ」と名乗るハッカーのグループと思われるが、ゾンターグツァイトゥンはCD-ROMの提出を拒否している。

人気の記事

世界の読者と意見交換

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部