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独南部上空で航空機衝突・墜落、死者多数

墜落現場付近の地図と写真

(swissinfo.ch)

スイス国境に近いドイツ南部バーデン・ビュルテンベルク州上空11000m付近で、1日午後11時35分(現地時間)頃、ロシア・バシキール航空モスクワ発バルセロナ行ツポレフ154型旅客機とバーレーン発ベルギー・ブリュッセル行DHL貨物機が衝突、ボーデン湖北側のユーバーリンゲン付近に墜落した。

ツポレフ機には夏休みでスペインに向かう大勢の子供達を含む乗客57人、乗員12人、計69人が乗っており、またDHL貨物機にはイギリス人操縦士とカナダ人副操縦士が搭乗していたが、2機合計71人全員が絶望視されている。モスクワ・ドモデドヴォ空港報道官によると、ツポレフ機乗客のうち約50人は、児童または10代の子供達だった。

瑞独国境の墜落現場付近約30km四方にわたって、焼けこげた機体の残骸が散らばっている。救援隊によると、すでに15人の遺体を収容したという。目撃者によると、雲の上から雷鳴のような大音響が轟いたかと思うと、燃えさかる火の玉が落ちてきたという。

ドイツ航空管制局DFSによると、2機が衝突したのは1日午後11時35分、フランクフルト管制当局がツポレフ機をスイス航空管制当局スカイガイドに引き継いだ5分後だった。DFSによると、モスクワ発のツポレフ機は経由地のミュンヘンを離陸した直後で、引き継ぎは何ごともなく完了した。一方、ボーイング機は、バーレーンからイタリア・ベルガモ経由でブリュッセルに向かっていた。

ウルリッヒ・ミュラー・ボーデン・ビュルテンベルク州交通局長は、スイス管制官がツポレフ機に対し高度を下げるように幾度か指示したが、応答がなかったとしている。スイス航空管制当局スカイガイドは、衝突が起きたのはスイス管制下であったことを確認している。トニ・マーグ・スカイガイド・スポークスマンは、スイス公共放送独語テレビSF1に、ツポレフ機の操縦士は何度かの高度変更の指示の後、応答し始めたと述べた。さらに、マーグ氏は、ボーイング機には航空機同士の安全な距離を保つための自動警告装置が搭載されていて、警報を聞いた操縦士は回避のための行動を起し始めた。衝突までの2分ほどの間、管制官らは緊急コールを叫び続けたという。

衝突の原因はまだ明らかにはなっていないが、現場からフライトデータ・レコーダーが回収された。現場では約200人の救援隊が、乗客・乗員の捜索、残骸の分析などにあたっている。ボーイング機がボーデン湖中に墜落したため、湖上には救命ボート15隻が出ている。ある独テレビ・リポーターによると、現場付近では庭に燃える残骸が落ちてきた家が何軒もあり、ある家族は庭に出ていたら車輪が落ちてきたと恐怖も露に語ったという。

現場に近いユーバーリンゲンにあるホテルのフロント係のルトガー・ヘーヴェルマンさんは、最初大きな音を聞いた時、雷雨が始まったのだと思ったという。「同僚達が、最初巨大な爆発音が聞こえ、それから真っ赤な火の玉を見たと言っていた。それから、かなり大きな機体の一部が落ちてきた。」とヘーヴェルマンさんは語った。

ボーデン・ビュルテンベルク州交通局によると、2機はどちらも危険物は搭載していなかった。

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