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象の赤ちゃん誕生、ネットで中継

チューリッヒ動物園のアジア象セイラ=ヒマリが、10日無事赤ちゃん象を出産し、ネット・ライブでお披露目された。

チューリッヒ動物園のアジア象セイラ=ヒマリが、10日無事赤ちゃん象を出産し、ネット・ライブでお披露目された。

セイラ=ヒマリは、5度目の出産。妊娠690日で、2時間半の安産だった。赤ちゃん象は、生後わずか15分で自分の足で立てるようになった。出産から赤ちゃん象の一人立ちまでの模様は、インターネット・ライブでお披露目され、約46、000人が見守った。

ネット・ライブは、減少を続けるアジア象(現在4万頭から5万頭とされる)に対し、もっと人々に関心を持ってもらおうというキャンペーンの一環として行われた。

動物園によると、象は母子ともに健康で、赤ちゃんは、身長108cm、体重140kg。今のところ、アジア象に多く見られるヘルペス・ウィルス感染の徴候はない。昨年11月チューリッヒ動物園では、2才の子象シャンがヘルペスに感染し急死した。

赤ちゃん象の名前は、公募で決められる。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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