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スイスのイメージ・アップを図る新しい顔

国外におけるスイスのイメージ・アップを図る政府機関Presence Switzerlandの新会長に、Paul Reutlinger氏(57)が就任した。

国外におけるスイスのイメージ・アップを図る政府機関Presence Switzerlandの新会長に、Paul Reutlinger氏(57)が就任した。

外務省によると、 Reutlinger氏は長年スイス航空に勤務し、スイス政府観光局の局長だったこともある。多くの海外経験があり、Presence Switzerlandの会長として理想的な人物だと言う。

Presence Switzerlandは、同じ活動内容だったCoordination Comission for the presence of Switzerland abroadの後継団体として、今年3月発足した。1990年代、スイス銀行に眠るナチ犠牲者の金、および睡眠口座の問題で、スイスが国際世論の批判の嵐のまっただ中に放り込まれ、同機関はイメージ回復の苦しい戦いを続けてきた。

最近同機関が欧州諸国で行った世論調査によると、スイスのイメージは概ね回復された。が、今でも多くの人は、ヨーデルを歌うアルプスの農民と、チョッキを着た時計職人が住んでいる、風変わりな国と思っている事が判明した。

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