スイス証取所、取引時間短縮を検討
全欧州の優良株(ブルーチップ)取引を行うロンドンのvirt-xが6月25日にスタートしてから1ヵ月、取引株の減ったスイス証券取引所(SWX)は30分の取引時間短縮を検討している。取引時間短縮案は、現在取引所会員らによって討議されているが、承認されたら8月1日から実施される。
virt-xは、SWX優良株部門とロンドンの電子証取所Tradepoint Financial Networkが合併し設立された欧州全域のブルーチップを扱う取引所で、スイスは優良株を取引を他国の市場に移す世界最初の国となった。virt-x開設に伴い、スイス株式市場は取引時間を英国時間に合わせ欧州時間18時まで延長した。が、レオ・フグSWXスポークスマンによると、virt-x開設以来、SWXの取引額は激減したという。「今のところ、我々も銀行も利益は全く得られない。」。
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