スイスで初めて、飼い猫が新型コロナウイルス検査で陽性と判定された。ただ感染拡大のリスクは低いという。
このコンテンツが公開されたのは、
連邦食品安全獣医局(BLV)によると、猫はチューリヒ大学の獣医学研究所で、研究の一環で検査を受け陽性反応が出た。飼い主の家庭で陽性者がいたという。同研究所が食品安全獣医局に報告した。
ペットが新型コロナウイルスに感染したケースは他国でも報告されている。ほとんどが感染者がいる家庭で飼われていた。
同局は、人間から猫への感染はまれだが可能性は完全に除外できないと述べた。ただ、猫が感染しても無症状か軽度で、定期的な検査は必要ないとした。
同局は、猫と犬から人への感染リスクについても、それを立証するものがないとしている。
ただ飼い主が新型コロナウイルスに感染した場合は、動物が人の顔をなめる、一緒のベッドで寝るなどの行為は避けるべきだという。エサを入れるボウルの清掃も重要だという。
おすすめの記事
スイス、2023年の実質賃金は0.4%低下
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦統計局は25日、2023年の名目賃金は1.7%上昇したと発表した。インフレ(年平均2.1%)に相殺され、実質賃金は0.4%低下した。
もっと読む スイス、2023年の実質賃金は0.4%低下
おすすめの記事
製薬大手ノバルティス、次期会長候補に米製薬BMS出身者選出
このコンテンツが公開されたのは、
スイスの大手製薬ノバルティスは22日、2025年で任期満了となるヨルク・ラインハルト取締役会長の後任に、ジョバンニ・カフォリオ氏を選出すると発表した。
もっと読む 製薬大手ノバルティス、次期会長候補に米製薬BMS出身者選出
おすすめの記事
スイスで見つかったラムセス2世像破片、エジプトに到着
このコンテンツが公開されたのは、
エジプト考古省は21日、約30年前に盗まれ国外に流出したラムセス2世像の頭部破片が同国に到着したと発表した。
もっと読む スイスで見つかったラムセス2世像破片、エジプトに到着
おすすめの記事
スイス議会、G7のロシア資産追及チームへの参加を否決
このコンテンツが公開されたのは、
スイス国民議会(下院)は17日、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)の資産を追及する主要7カ国(G7)の国際作業部会には参加しないことを決めた。
もっと読む スイス議会、G7のロシア資産追及チームへの参加を否決
おすすめの記事
米・イラン、攻撃前に「スイスを通じて」接触
このコンテンツが公開されたのは、
米政府高官は14日、イランによるイスラエル攻撃の前後に、米国は利益代表国であるスイスを通じてイランと接触していたと述べた。
もっと読む 米・イラン、攻撃前に「スイスを通じて」接触
おすすめの記事
チューリヒ春祭りの雪男、強風で燃えず 歴史上初
このコンテンツが公開されたのは、
チューリヒの春祭り「セクセロイテン」が15日開かれた。巨大な「雪男」を燃やして夏の天気を占う恒例行事は強風により中止となった。
もっと読む チューリヒ春祭りの雪男、強風で燃えず 歴史上初
おすすめの記事
スイス政府、銀行規制の改革案を発表 UBSの資本要件強化へ
このコンテンツが公開されたのは、
スイス政府は10日、「大きすぎて潰せない(TBTF)」銀行に関する規制改革案を発表した。UBSと他の「システム上重要な銀行」3行は、破綻時のスイス経済への影響を抑えるためにより厳しい資本要件を課される必要があると述べた。
もっと読む スイス政府、銀行規制の改革案を発表 UBSの資本要件強化へ
おすすめの記事
新種のイカの化石、名前は発音が難しいスイスドイツ語に
このコンテンツが公開されたのは、
スイス南部ティチーノ州の約2億4200万年前の地層から新種のイカの化石が見つかり、「Chuchichäschtli(クッヒカーシュトリ、スイスドイツ語で『食器棚』)」と名付けられた。
もっと読む 新種のイカの化石、名前は発音が難しいスイスドイツ語に
おすすめの記事
スイスのサマータイム廃止はいつ?
このコンテンツが公開されたのは、
スイスで夏時間(サマータイム)が始まった。3月31日午前2時にすべての時計の針が1時間ジャンプし、午前3時を指した。だが夏時間制はとうの昔に廃止されるはずではなかったのか?
もっと読む スイスのサマータイム廃止はいつ?
おすすめの記事
スイスで運転支援システム・ドラレコ設置義務が発効
このコンテンツが公開されたのは、
スイスで1日、交通事故を減らすための新たな自動車・自転車運転ルールが施行された。
もっと読む スイスで運転支援システム・ドラレコ設置義務が発効
続きを読む
おすすめの記事
コロナワクチン義務付けへの反対運動が発足
このコンテンツが公開されたのは、
新型コロナウイルスの予防接種(ワクチン)の開発が進む中、スイスでは接種を強制されない権利を保証するためのイニシアチブ(国民発議)が立ち上がった。
もっと読む コロナワクチン義務付けへの反対運動が発足
おすすめの記事
少なすぎたコロナ検査、スイスの第2波阻止できず
このコンテンツが公開されたのは、
初春の新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の第1波は比較的無傷で乗り越えたスイスだが、今秋の第2波では大きな打撃を受けた。理由の1つに検査不足が挙げられるが、スイスでの検査数が隣国と比べ少なかったのは何故か。
もっと読む 少なすぎたコロナ検査、スイスの第2波阻止できず
おすすめの記事
オンライン署名収集、コロナ禍で広まるか
このコンテンツが公開されたのは、
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)で民主主義の実践が難しくなっている。しかし市民が請願を出すには街頭での署名集めが欠かせないことが多い。そこでオンライン署名収集が代替策として注目されている。
もっと読む オンライン署名収集、コロナ禍で広まるか
おすすめの記事
スイス政府、コロナ対応で追加経済対策
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦政府は新型コロナ対応に伴う企業倒産を防ぐための救済基金を増額した。プロのスポーツチームへの補助も増やす。
もっと読む スイス政府、コロナ対応で追加経済対策
おすすめの記事
コロナワクチンの国際共同購入 スイスの参加、なぜ重要?
このコンテンツが公開されたのは、
世界保健機関(WHO)はこの夏、新型コロナウイルス感染症のワクチンを国際的に共同購入する枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を立ち上げた。スイスのコバックスへの参加は、なぜ重要なのだろうか?
もっと読む コロナワクチンの国際共同購入 スイスの参加、なぜ重要?
おすすめの記事
コロナ大流行のジュネーブ、葬儀屋がパンク状態に
このコンテンツが公開されたのは、
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡者の急増で、ジュネーブの葬儀業者が対応に追われている。他のフランス語圏地域も限界に達しつつある。
もっと読む コロナ大流行のジュネーブ、葬儀屋がパンク状態に
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。