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行き着く先は海

海に流出した大量のプラスチックは、徐々に有害物質へと姿を変え、自然環境に大きなダメージを与える。チューリヒのデザイン美術館の展示は、こうしたプラスチックのごみに焦点を当て、世界のポイ捨て精神に疑問を投げかける。

プラスチックは便利な合成素材で、我々の身の回りにたくさんある。だが、プラスチック製品が使われた後はどうなるのだろうか?自然分解はできないため、プラスチックのごみの多くは最終的に海に行き着き、そこで巨大な集まりとなる。太平洋に浮かぶごみの集まりは、中央ヨーロッパの面積を上回るほどの大きさだ。チューリヒのデザイン美術館では、展示「行き着く先は海?プラスチックのごみ計画(Endstation Meer? Das Plastikmüll-Projekt)」で、世界のポイ捨て精神がいかに海を汚し、人と動物に取り返しのつかない悪影響を与えるのかを伝える(写真:チューリヒ・デザイン美術館)

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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