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世界最小のコンサートホールでピアノの調べ堪能

あなただけに贈るピアノのクラシックコンサート―。スイス東部ダボスで5日から始まった若手演奏家らのコンサートフェスティバルで、ピアニスト一人と聴衆一人だけの「世界最小のコンサートホール」がお目見えし、来場者が自分だけのピアノの調べに酔いしれた。同フェスティバルではオールナイトの演奏会など、新しいコンセプトの音楽が来場者を楽しませている。フェスティバルは19日まで。(SRF/swissinfo.ch)

このコンテンツは 2017/08/15 16:30

「一人の演奏家、一人の聴衆、一つだけの特別なショー」を表現した「世界最小のコンサートホール」はガラス張りの空間で、中はグランドピアノが1台と、聴衆用の椅子が置かれている。聴衆は一人だけしか入ることができない。外から中の様子を見ることはできるが、音は聞こえない。ロンドンやジュネーブ、ドイツのハンブルクなどの都市がこぞって最新型のホールを作ろうとする今のトレンドにノーを突きつけたかったのだという。

今年32回目を迎えるこのフェスティバルは「ダボスフェスティバル」と呼ばれ、世界中の優秀な若手演奏家80人をダボスに招待。さまざまな演奏プログラムを披露する。

また、ドイツ出身の作曲家でピアニストのマックス・リヒターさんが週末に自身のアルバム「Sleep」のオールナイトコンサートをチューリヒ近郊で開催。8時間にわたるコンサートで、聴衆は「夢のベッド」に横になり演奏を楽しんだ。同コンサートは過去にロンドンやベルリン、マドリッドなどでも開かれている。

(英語からの翻訳・宇田薫)

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