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スイスの国民的飲料「オヴォマルティン」のスタンドで英気を養う選手たち。1936年ヴィンタトゥール大会にて(Keystone) Keystone / Str
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「緊急告知:本日午後にルツェルンで開催予定だったスイス体操女子は、大雨のため中止となりました」1963年ルツェルン大会にて(Keystone) Keystone / Str
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1972年6月25日、アーラウ大会で表彰式に臨む1万2千人の選手たち(Keystone) Keystone
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1984年ヴィンタトゥールで開かれた第8回大会・女子を上から眺めるロミ・ケスラー選手。優勝選手に与えられる特権だ(Keystone) Keystone
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1991年ルツェルン大会で武術を披露するシュプレンゲルバッハ株式会社の社員たち(Keystone/Christoph Ruckstuhl) Keystone / Christoph Ruckstuhl
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1991年ルツェルン大会の特別興行では巨大チーズを使った体操が披露された。91年6月23日(Keystone) Keystone
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2002年6月13日のバード・デユーベンドルフ大会開会式(Keystone/Erwin Zbinden) Keystone / Erwin Zbinden
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2007年大会で走り幅跳びに臨む七種競技チャンピオン、シルヴィー・デュフール選手。同大会で自己ベストの6112点をマークした。この年は1848団体から1千チーム超、約5万6千人が参加。審判は1万人、観客は10万人に上った(Keystone) Keystone/eddy Risch
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2013年ビール(ビエンヌ)大会の平均台競技で演技を披露する女子選手(Keystone) Keystone / Gian Ehrenzeller
このコンテンツは 2019/06/13
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英国生まれ。1994年からスイス在住。1997年から2002年までチューリヒでグラフィックデザインを学ぶ。数年前に写真編集者に転身し、2017年3月からswissinfo.chのチームに参加。
スイス北部アーラウで13日から10日間にわたり開催される第76回連邦体操大会他のサイトへには、最大7万人の体操選手が参加する見込みだ。
連邦体操大会はスイス体操連盟が主催。国内最大の全国大会の一つだ。
1832年4月24日に第1回大会が開かれたのも今年と同じアーラウだった。参加選手はわずか数十人だったが、すぐに何万人もの選手が集う一大イベントとなった。1912~22年と36~47年を除いて毎年開催されていたが、72年以降は6年に1度になり、国内各地を転々としている。
今回の出場選手の数は、前回2013年ビール(ビエンヌ)大会に比べ15%増えた。大会の人気が今も上昇しているしるしだ。
女性選手の存在感
19世紀の間、参加資格は上中流階級の男性に限られ、女子選手の参加は許されなかった。
女子に門戸が開かれたのは1932年、創立100周年を記念した大会だった。だが女子競技は男子とは分離され、本大会の前の週に行われた。71年に女性の投票権が国民投票で可決されたのを受け、翌72年に初めて公式に順位付けと優勝者の表彰が始まった。91年以降は男子・女子が同時期に競技を行っている。
前回大会には1万7千人の青少年を含む約6万人の体操選手が参加。観客者数は10万人に上った。
同大会では器械体操・エアロビクス・トランポリンのほか、陸上競技が行われる。期間中はさまざまなイベントも催される。
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