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サッカー・ワールドカップ 汚職疑惑のFIFA元事務局長の捜査を開始 スイス検察

ジェローム・バルク前事務局長

(Keystone)

スイス連邦検察庁は12日、サッカーのワールドカップ(W杯)をめぐる汚職事件で、国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・バルク前事務局長と、ビーイン・メディア・グループのトップで、フランス1部リーグに所属するパリ・サンジェルマンのナセル・アル・ケライフィ会長の捜査を開始したと発表した。

 連邦検察庁によると、バルク氏、ケライフィ会長、さらにスポーツの権利関係部門に所属する実業家1人について、賄賂や詐欺、不正管理、文書偽造などの疑いで今年3月20日に捜査を開始。バルク氏は2018年~30年のW杯の放映権に絡み、この実業家から「不当な利益」を得たとされるほか、26年と30年大会に関してケライフィ会長から賄賂を受け取ったとされる。バルク氏は同じく汚職疑惑の渦中にいるゼップ・ブラッターFIFA前会長の右腕だった。

 スイス連邦検察庁は昨年3月他のサイトへにもバルク氏の違法行為に関し捜査していると公表していた。今回は、それ以降の捜査で得られた新たな情報などについて調べるという。

 検察庁は12日、バルク氏に事情聴取した。また、フランス、ギリシャ、イタリア、スペイン当局の協力を得て、複数の場所を家宅捜索した。

失墜した評判

 これに先立ちバルク氏は11日、ヴォー州ローザンヌのスポーツ仲裁裁判所で開かれた自身の異議申し立てについての聴取に出廷。バルク氏は10年間の資格停止処分を受けたことで自身の名誉が著しく傷つけられたとコメントした。

 FIFA倫理委員会のハンスヨアヒム・エカート前委員長は、バルク氏がW杯チケットの不正販売、旅費の横領のほか、テレビ放映権を市場価値を下回る価格で販売しようとし、証拠隠滅を図ったなどとする疑惑についてその事実はあったとした。

 2016年1月、事務局長職を追われたバルク氏はその後、12年の資格停止処分を受けたが、昨年6月、上訴委員会の決定により10年に減免された。

 バルク氏は疑惑について否認しており、スポーツ仲裁裁判所に異議を申し立てている。

 FIFAの汚職事件は2015年、米司法省とスイス警察が汚職などの疑いで幹部職員らを逮捕、起訴し、世界的なスキャンダルに発展した。


(英語からの翻訳・宇田薫)

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