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スイスの国庫 予想外の黒字に



スイス国家の懐はまた暖かくなりつつある

スイス国家の懐はまた暖かくなりつつある

(Keystone)

スイス政府は2010年を黒字で締めくくれそうだ。先日、退陣を表明したハンス・ルドルフ・メルツ財務相は8月11日、今年上半期は推定6億フラン ( 約486億円 ) の余剰金が出ると発表した。

これまでは20億フラン ( 約1620億円 ) の赤字が予想されていた。

理由は景気回復

 上半期の収支が予想を大きく上回った理由として、連邦財務省 ( EFD/DFF ) は景気回復を挙げた。予算編成後、景気の予想は継続的に上方修正されてきた。2009年半ば、同年の国民総生産 ( GNP ) の伸びの予想はわずか0.7%だったが、現在では2.9%まで伸びている。

 このおかげで、国庫には総額22億フラン ( 約1782億円 ) の増収が見込まれることになった。連邦所得税と源泉税でそれぞれ10億フラン ( 約810億円 ) の増収が見込まれるほか、大型車両通行税 ( LSVA ) で1億5000万フラン ( 約122億円 ) 、鉱油税で8500万フラン ( 約69億円 ) の増収が予想されている。

 支出も予算を約3億5000万フラン ( 約284億円 ) 下回る見込みだ。10億フラン近い借入金はまだ手付かずのまま、一方で追加借入金が約6億フラン ( 約486億円 ) に達する見込みだ。

 昨年は、工業国のほとんどが金融経済危機で巨大な赤字を抱えた。そんな中で、スイスは64億フラン ( 約5184億円 ) の黒字を出し、注目を引いた。これは予算を44億フラン ( 約3564億円 ) 上回る結果だ。
 
swissinfo.ch、外電


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