スイス、過激派の二重国籍者から市民権剥奪

一定のケースで二重国籍者はスイスのパスポートを受給できなくなる Keystone

スイス連邦移民事務局は過激派に属する二重国籍者からスイス国籍の剥奪手続きを始めた。ドイツ語圏のスイス公共放送(SRF)が報じた

このコンテンツは 2018/04/09 10:40

移民事務局の広報、カトリン・シュミッター氏は「現在、スイス国籍の剥奪の手続きを進めている案件があることは確かだが、5件にも満たない」とSRFの取材に語った。

スイスが国籍を剥奪するのは二重国籍者に限定される。剥奪対象の多くはイスラム国(IS)のような戦闘グループに参加し、重大なテロ関連およびその他の犯罪に関わるためにスイスを去った人物だ。「スイスの利益や評価を貶める振る舞い」(シュミッター氏)を根拠とする。

移民事務局は、該当者がスイス国外にいるか国内にいるかは明かさなかった。

連邦情報機関が2月に公表した報告書によると、2001年以降にジハード(聖戦)に加わるためにスイスを去った93人のうち、20人が二重国籍者だった。

国籍剥奪の最初の案件は16年、スイスとイタリアの国籍を持つ人物が対象となった。当時は強い抗議行動が起き、当局は法的な説明に追われた。国籍剥奪を定める法文があいまいだとの指摘を受け、18年1月に明文化された

スイス・イタリア国籍者の国籍剥奪は保留となった。SRFは、シリアで死亡したと報じた。

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