ダマスカスにて。2017年11月28日撮影
Keystone
スイスは、シリアの首都ダマスカスにあるヨーロッパで唯一の人道支援事務所を通じ、シリアでの人道支援活動を再開する。
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦外務省によると、スイスはダマスカスを拠点として、シリアでの人道支援活動を再開する。
現在は、スイスの外交官1人がホテルの一室に駐在しているが、今後、現地スタッフを雇用し、活動を展開する予定だ。ただし、活動は人道支援に限る。
スイスは現在、シリアの支援プロジェクトのために、赤新月社などを通じて年間6000万フラン(約68億8100万円)を支援している。
ダマスカスの事務局からは、戦闘で破壊された水道管の設置などの支援を行うという。
おすすめの記事
バーゼルで「カラオケ路面電車」走行 欧州歌合戦に合わせ
このコンテンツが公開されたのは、
5月11~17日の欧州国別対抗の音楽祭「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト(ESC)」開催中、バーゼルでは「カラオケ・トラム(路面電車)」が運行する。ビンテージ車両で90分間かけて街を走る間、乗客は無料で歌い踊ることができる。
もっと読む バーゼルで「カラオケ路面電車」走行 欧州歌合戦に合わせ
おすすめの記事
ジャッキー・チェンさんに名誉豹賞 ロカルノ映画祭
このコンテンツが公開されたのは、
第78回ロカルノ国際映画祭で、香港出身の俳優ジャッキー・チェンさん(71)に生涯功労賞である「名誉豹賞」が贈られることが決まった。
もっと読む ジャッキー・チェンさんに名誉豹賞 ロカルノ映画祭
おすすめの記事
グミベアが躍る「ロボケーキ」大阪・関西万博スイス館で展示
このコンテンツが公開されたのは、
動くクマのグミ、チョコレート味の電池――大阪・関西万博のスイス館では、ロボット工学者とパティシエ、ホテリエが合作した「ロボケーキ」が展示されている。
もっと読む グミベアが躍る「ロボケーキ」大阪・関西万博スイス館で展示
おすすめの記事
スイス外相、大阪・関西万博で結束と対話をアピール
このコンテンツが公開されたのは、
日本を公式訪問中のスイスのイグナツィオ・カシス外相は22日、2025年大阪・関西万博のスイス・ナショナルデーのオープニングセレモニーに出席し、結束と対話を呼びかけた。
もっと読む スイス外相、大阪・関西万博で結束と対話をアピール
おすすめの記事
フランシスコ教皇死去、スイス大統領が哀悼
このコンテンツが公開されたのは、
スイスのカリン・ケラー・ズッター連邦大統領は、21日死去したローマ教皇フランシスコに哀悼の意を表した。
もっと読む フランシスコ教皇死去、スイス大統領が哀悼
おすすめの記事
WEFのクラウス・シュワブ会長が辞任
このコンテンツが公開されたのは、
世界経済フォーラム(WEF)は21日、創設者で会長のクラウス・シュワブ氏が同日付で辞任したと発表した。
もっと読む WEFのクラウス・シュワブ会長が辞任
おすすめの記事
スイス外相、日本と中国を訪問
このコンテンツが公開されたのは、
イグナツィオ・カシス外相は日本と中国を公式訪問する。
もっと読む スイス外相、日本と中国を訪問
おすすめの記事
TIME誌、スイス人弁護士を「最も影響力のある100人」に選出
このコンテンツが公開されたのは、
米誌タイムズの「2025年最も影響力のある100人」に、弁護士コーデリア・ベール氏がスイス人女性では唯一ランクインした。ベール氏は気候訴訟で異例の勝訴判決を勝ち取った人物だ。
もっと読む TIME誌、スイス人弁護士を「最も影響力のある100人」に選出
おすすめの記事
ミグロ、スイス初の年中無休スーパーを開店へ
このコンテンツが公開されたのは、
スイス小売大手のミグロ(Migros)は14日、アッペンツェル・アウサーローデン準州ヘリザウにある1店舗を年中無休化すると発表した。
もっと読む ミグロ、スイス初の年中無休スーパーを開店へ
おすすめの記事
ハイジのスイス館、150万人以上の来館者見込む 大阪・関西万博
このコンテンツが公開されたのは、
2025年大阪・関西万博のスイス館が、13日の開幕日に開館した。没入感のある展示空間でスイスの多様・卓越性を紹介し、150万人以上の来館者を見込む。
もっと読む ハイジのスイス館、150万人以上の来館者見込む 大阪・関西万博
続きを読む
おすすめの記事
武装組織ヒズボラの本拠地で活躍するスイスの「水のエンジニア」
このコンテンツが公開されたのは、
スイス人道援助団からレバノンに派遣されたルーカス・ベックさん(44)は、ベッカー高原でスイスが指揮する水道施設のプロジェクトに取り組んでいる。レバノンの水事情、危険区域、そしてレバノン流のコミュニケーションとは?スイスインフォの記者が現地へ向かい、ベックさんの日々を追った。
もっと読む 武装組織ヒズボラの本拠地で活躍するスイスの「水のエンジニア」
おすすめの記事
デル・ポンテ氏、アサド大統領を「史上最悪の犯罪者の一人」と糾弾
このコンテンツが公開されたのは、
国連調査委員会は、シリア紛争での当事者双方が戦争犯罪を犯したと非難している。また、昨年9月には人道援助の車列がシリア政府によって意図的に攻撃されたと指摘。国連調査委員会のカルラ・デル・ポンテ調査官は、シリアのアサド大統領は法廷で裁かれるべきだと、スイス公共テレビの取材で語った。
シリア和平協議がジュネーブで行われ 、国連のシリアに関する調査委員会は1日、2016年7月から12月の期間および政府軍のアレッポ制圧について記した37ページにわたる報告書を発表した。その中には、シリア軍とロシア軍が反体制派支配下のアレッポ東部で連日空爆する様子や、何百人も殺害し病院、学校、民家を破壊する様子が詳細に記述されている。
報告書によると、反体制派もまた政府軍の支配下にあるアレッポ西部を砲撃し、多くの人々を殺害し、負傷させた。さらに、包囲されたアレッポ東部から住民が脱出するのを制止し、住民を人間の盾として利用― これらの行為は戦争犯罪に値する。
もっと読む デル・ポンテ氏、アサド大統領を「史上最悪の犯罪者の一人」と糾弾
おすすめの記事
アサド大統領にスイス公共放送が独占インタビュー
「国民を攻撃しているのではなく守っている」と主張
このコンテンツが公開されたのは、
シリアのアサド大統領は、スイス公共放送(SFR)の番組「ルンドシャウ(Rundschau)」の独占インタビューに応じた。アサド大統領が欧州のメディアに答えるのは稀だ。インタビューの中で大統領は、シリア北部アレッポの空爆と化学兵器による攻撃について意見を述べた他、シリア内戦で勝利するとの姿勢を示した。
アサド大統領にとってシリア内戦におけるそれぞれの「役者」の立場は明確だ。アサド政権と「シリアの味方」であるロシア、イラン、中国は、「他国の代理として侵入してくるテロリストたちからシリアを守っているのだ」と大統領は20分間におよぶSFRのインタビューの中で述べた。
もっと読む アサド大統領にスイス公共放送が独占インタビュー
「国民を攻撃しているのではなく守っている」と主張
おすすめの記事
シリア和平 スイスのローザンヌで外相会合
このコンテンツが公開されたのは、
シリアでは、アサド政権と反体制派の停戦合意が9月下旬に崩壊し、シリア北部のアレッポ東部ではロシアの支援を受ける政権側の空爆が続き、人道危機がさらに進んでいる。
もっと読む シリア和平 スイスのローザンヌで外相会合
おすすめの記事
スイス・ローザンヌでシリア内戦の打開策を探る外相会合
このコンテンツが公開されたのは、
外相会合にはアメリカのケリー国務長官とロシアのラブロフ外務大臣に加え、トルコ、サウジアラビア、イラン、エジプト、カタール、イラク、ヨルダンの外務大臣と、国連のシリア特使デミストゥラ氏が出席した。 会合の傍らでは、会合…
もっと読む スイス・ローザンヌでシリア内戦の打開策を探る外相会合
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。