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世界中で試練に立たされる表現の自由

「表現の自由」を求める人達のプラットフォームに

© Ed Kashi / Vii
シリーズ 「表現の自由」, エピソード 14:

「表現の自由」は人権だ。だが、当然の権利として存在しているわけではない。世界中で、多くの人達が、この権利を求めて日々声を上げている。swissinfo.chが、こうした人々の声を紹介する。

このコンテンツは 2021/11/03 09:00

マナミ、ディミトリ、イェシカ、エリー、マリー。swissinfo.chの「表現の自由」プロジェクトに、世界各地に住む女性、男性が参加した。企業家、ジャーナリスト、選挙で選ばれた政治家、市民活動家。彼らは公共の問題について、時には専門家として発言する。事の大小、賛否の分かれる問題か否かに関わらず。彼らを結びつけているのは、自分自身を自由に表現すること、そして(これはとても重要なことだが)自分の声が社会に届くよう、日々努力しているということだ。

デジタル化とグローバルなソーシャルメディアの時代では、表現の自由を日々、守っていかなければならない。これは、私たちが制作した短い動画シリーズ「Global Voices of Freedom(表現の自由を求める世界の声)」に出てくれた人たちが日々行っていることだ。全く異なる場所で、最も異なる条件下で、そして最も多様な状況で、彼らは表現の自由のために声を上げ続けている。

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「表現の自由を求める世界の声」ツアーは、東京から南に約2千km離れた日本の小さな島、石垣島から始まる。インタビューに答えてくれたのは、ここに住む28歳の宮良麻奈美さんだ。

石垣島から地球を一周し、カリブ海のキューバへ。ここに住むのはオンライン・ジャーナリストのイェシカ・ドミンゲス・デルガドさんだ。

キューバから、ロシアの首都モスクワへ――のつもりが、大手ニュースメディアの元編集長と言葉を交わしたのは、まったく別の場所だった。

ツアーの次の目的地で出会ったのはエリー・キジョンベさん。10年以上前に、アフリカ南部マラウイからはるばる北西ヨーロッパのアイルランドに亡命した。

ブラジルでは、若者に人気のHBOブラジルのテレビ番組「Greg News」で司会を務めるグレゴリオ・デュヴィヴィエさんの話を聞いた。表現の自由にとって最大の敵は「国民が先回りして権力に従い、自己検閲を行うこと」だと語る。

内戦が続くイエメンのジャーナリスト、ナビル・アロサイディさんは、報道・言論の自由が保障された国を夢見て発信を続ける。世界に支援を求め、イエメンを置き去りにしないよう声を上げている。

今後、さらに2カ所で表現の自由を求める声を紹介する予定だ。1つはここスイスの都市ローザンヌで、ウェブ誌「ゴッサムシティ」を発行するマリー・モーリスさんの声。金融犯罪を暴露する同誌の編集部は、常に報道の自由の限界に直面していると言う。

もう1つはタイの首都バンコクから。東南アジアで最も著名なジャーナリスト、プラウィット・ロチャナプルックさんは、独裁政権を真っ向から批判する著作や講演により政府のブラックリストに載っている。

swissinfo.chの「表現の自由」シリーズでは、ブラジル、インド、トルコ、ハンガリーやポーランドなどの国々が近年ますます独裁主義的になっていることを伝えた。表現の自由にとって悪いニュースだ。これらの国に限らず、世界中の多くの国で、市民活動に尽力する人達が権利を制限されたり、摘発されるケースが増えている。香港では、刑務所に収監された事例も出ている。

表現の自由に関しては、以下のページで特集している。

シリーズ 「表現の自由」

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