スイスのロックダウン緩和 初日はどうだった?

美容院、花屋、ホームセンターへ行こう。今日は歴史的な日だ。スイスの人たちが、新型コロナウイルスの危機から日常生活へ向かって大きな一歩を踏み出せたのだから。コロナ後の生活に、新たな「お供」も登場したーそれはマスクだ。

ベルン大学で歴史学と政治学を学ぶ。通信社ロイター、日刊紙ブント、ベルナー・ツァイトゥング、ラジオ・フェルダーバントを経て現在に至る。関心テーマはスイスで実践される現代の直接民主制。スイスの直接民主制をあらゆる面、あらゆるレベルから取材する。常に市民を記事の中心に据える。

フォトエディターとして、SWI swissinfo.chでの写真の編集利用と写真家とのコラボレーションを担当。機会があれば、カメラを持って記者に同行する。 チューリヒで写真家として訓練を受け、1989年からフォトジャーナリストとして活動。1990年にスイスの写真家エージェンシー、ルックアット・フォトスを設立。ワールド・プレス・アワードを2度受賞し、スイスの奨学金制度も利用。作品は広く展示され、様々なコレクションに収蔵されている。
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私たちは皆、この瞬間を待ち焦がれていた。スイスでは今日、政府のロックダウン(封鎖)が5週間ぶりに一部解除された。

今日の美容室は盛況だろう。ぼさぼさ頭の人、自分で髪の毛を切って失敗した人が、きっと美容院に駆け込んでくるだろうから。

今日(4月27日)からは美容サロンやネイルサロン、資材店、園芸品店が開いている。診療所、歯医者、リハビリ医院も、これまで禁止されていた非緊急の予約を受け付ける。病院では緊急性のない手術が解禁される。
ただ注意が必要だ。ウイルスの感染拡大を予防するためのルールは今後も変わらない。つまり相手との距離を2メートル以上空ける、5人超で集まらないことが大切だ。

スイスでは、公共の場のマスク着用は義務付けられていない。だが営業を再開した店舗ではより厳しい衛生対策を守らなければいけない。顧客同士の距離を保つ必要もある。学校やその他の店舗は2週間後の5月11日に再開される予定だ。

感染者数が大幅に増加しなければ、6月8日には専門学校、大学、博物館、図書館、動物園が再開する。
スイスは、コロナウイルス危機にどう向き合ってきたのか。こちらの写真ギャラリーをぜひご覧ください。

































































(独語からの翻訳・宇田薫)

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