夜行列車でスイスからバルセロナのグエル公園へお出かけが可能になる
Keystone
2009年に自社サービスを終了していたスイス連邦鉄道の国際夜行列車(寝台列車)が2021年以降、運行を再開する。
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スイス連邦鉄道(SBB)は15日の声明で、「国際夜行列車サービスの需要は2019年に大幅に増加し、2020年もコロナ危機が発生するまで、増加の一途を辿った。スイスからの国際夜行列車サービスを利用する乗客は、前年比で25%以上増加した」と説明した。
提携するオーストリア連邦鉄道(ÖBB)とSBBは共に、「環境に優しく、資源効率の良い旅行」を求める持続可能性へのトレンドの波が広まり、需要が増加しからだとみる。
ÖBBは現在、19のナイトジェット路線とパートナー鉄道との協力による8つのサービスを提供し、欧州最大の夜行列車の路線網を展開している。これにはSBBとの提携によるスイス発の6路線も含まれる。
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過去数カ月に渡り、スイスとオーストリア両国の連邦鉄道は、サービスの拡大に向けてさまざまなオプションを検討。先週、スイス発のナイトジェットの路線を10路線、25都市に拡大する計画に合意した。
最終目的地
計画によると、2021年12月から、チューリヒ発でバーゼル、フランクフルト、ケルン経由、アムステルダム行きのナイトジェットを毎日運行する予定。
また、チューリヒ発でベルン、ブリック、伊ドモドッソラ経由のローマ行き新路線も開設する見通し。さらに、チューリヒ発でベルン、ローザンヌ、ジュネーブ経由のバルセロナ行きも計画している。
「可能であれば2023年からの時刻表変更時」に、チューリヒからバーゼルを経由してベルリン、およびハンブルク行きの2路線の運行を「大幅に」増加する見通し。
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