2018年10月1日、インドネシア・スラウェシ島のパルで行方不明者の捜索活動に当たる人々
Keystone
スイス外務省は1日、インドネシアのスラウェシ島で発生した地震と津波に関連して出動を提案した人道救援活動が、インドネシア当局に受け入れられることになったと発表した。
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出動するのは医師団と水、建設や流通の専門家。スイス人道援助団(SKH/CSA)外部リンクのマニュエル・ベスラー氏は30日夜、フランス語圏のスイス公共ラジオ(RTS)に対し、7~20人の救援専門家を1日から派遣できると語った。
≫約700人の専門家が緊急時に備え待機する「スイス人道援助団(SKH/CSA)」とは
NGOのカリタス外部リンクも1日、スイス人専門家を含む現地の救援人員を動員すると報じられた。カリタス・スイスは被災者の支援に100万フラン(約1億1600万円)を出資できると表明した。
ジュネーブに本部を置く国際赤十字赤新月連盟外部リンクとインドネシア赤十字は計16万人の救援に2200万フランが必要だとしている。インドネシア赤十字では175人以上のボランティアや現地スタッフが被災地支援に当たっている。
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今回の地震はここ数年で最大規模。昨年スイスで観測された有感地震は31件で、長年にわたる平均地震観測回数23件と比べると明らかに多発している。昨年10月24日にはヴァレー州ロイカーバートでマグニチュード(M)4.1の地震が発生している。当時、スイス地震学サービスは、このような規模の地震は1~3年ごとに起こるとしていた。
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