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カリマンタンで行方不明の環境運動家、手がかり無し

ブルーノ・マンセル氏 Keystone Archive

バーゼル出身の熱帯雨林保護活動家ブルーノ・マンセルさんが昨年5月からマレーシア・サラワク州で行方不明になっている事件で、マレーシア警察は調査の結果マンセルさんに関する手がかりは何も見つからなかったと発表した。

このコンテンツは 2001/12/20 09:18

ブルーノ・マンセルさん(46)は、サラワク州で熱帯雨林に住む少数民族ペナン族を森林伐採から守る活動をしており、6年間ペナン族と共に生活した記録を出版したこともある。政府のペナン族の保護地域移住政策に反対するマンセルさんは、ペナン族の反政府運動を扇動したとして11年前マレーシア当局から要注意人物に指定され、木材業界からも長年頭痛のタネと見られていた。1999年春マレーシア当局はマンセルさんを逮捕後国外へ追放、サワラク州を再訪したら罰金と禁固刑を科すと宣告した。マルセルさんは、2000年5月サラワク州に再び潜入、以来連絡が途絶えている。

マンセルさんの家族、ブルーノ・マンセル財団(バーゼル)、スイス政府からの強い要請で、マレーシア警察はマンセルさんの失踪から1年以上たった今月、大規模な捜索を行った。マレーシア・東サラワク州警察のユサフ・ジャアファー警視総監は、マンセルさんがサラワクで死亡あるいは殺害されたか失踪したことを裏付ける証拠は見つからなかったと発表した。また、アバン・ジョハリ・アバン・サラワク州観光局長は17日、州当局はマンセルさんが失踪当時本当にマレーシアにいたのかどうか確証を得ていないとし、たとえいたとしても不法入国したのであればマンセルさんの失踪に関して政府は責任を取らないと述べた。

ブルーノ・マンセル財団(バーゼル)によると、マンセルさんは行方不明になる前、カリマンタン島のインドネシア領からサラワク州へ入ったと証言している。また、マンセルさんは出発前、ニャキト川を溯ってペナン族を辿る前にバツ・ラヴィ山に登るかもしれないと言っていたという。同財団の捜索隊は、サラワクでマンセルさんの足跡を発見したと伝えられているが、失踪の原因解明となるようなものは見つかっていない。

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