スイス外務省、米国とイランの囚人交換を歓迎

マイケル・ホワイトさん (右)と母親のジョアンさん Keystone

イランで拘束されていた米海軍退役軍人のマイケル・ホワイトさんが、スイスの仲介によって解放された。ホワイトさんは米国に帰国。スイス連邦外務省は4日、一連の行為を歓迎する、と発言した。

このコンテンツは 2020/06/08 16:11

ホワイトさんは2018年にイランで拘束。直近の数週間は、テヘランのスイス大使館で軟禁されていた。

トランプ米大統領は5日朝、自身のツイッターで「マイケルが帰ってきたのは喜ばしいこと。今ちょうど帰ってきたところだ。素晴らしい。イランにお礼を言う」とコメント。ホワイトさんの米国到着時の映像を流した。

トランプ氏はその前に、ホワイトさんがスイスの航空機で移動中だとツイート。「スイスの多大な支援に感謝する」と賛辞を送った。スイスは米国とイランが国交を断絶した1980年からイランで米国の利益代表を務め、過去に両国の囚人交換を仲介してきた。

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ホワイトさんの母親ジョアンさんは声明で、683日に渡る拘束の「悪夢は終わった」と喜んだ。ジョアンさんは 「マイケルの安全を守るべく力を尽くしてくれたスイスの外交官には、感謝してもしきれない」と語った。

メディアの報道によると、ホワイトさんは2018年、イランのマシュハド市で逮捕され、翌年3月にイランの指導者を公に侮辱した罪で10年間の懲役判決を言い渡された。

その後、ホワイトさんはがんと診断され、今年3月に出所してスイス大使館に移った。

米メディアなどの報道によると、米国側も、対イラン制裁に違反したとして自宅軟禁下にあった米イラン二重国籍の医師マジド・タヘリさんを釈放。スイス連邦外務省は、今回の「囚人の交換」について、「米国とイランの人道的ジェスチャーを歓迎する」とツイート。仲介役として、さらなる支援の「用意はできている」とした。

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