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劣化ウラン弾から微量のプルトニウム

バルカン半島で使用された劣化ウラン弾から微量のプルトニウムが発見された。弾薬を分析したシュピーツの国防相研究所によると、含有量は極めて微量で健康への害は無い。

ボスニア=ヘルツェゴビナおよびコソボ紛争時、NATO軍空爆で使用された劣化ウラン弾が原因と思われる「バルカン症候群」とよばれる白血病などの健康被害が、平和維持軍や人道援助で現地に駐留していた人々に多発していることから、スイス政府は先月、現地から持ち帰った弾薬および破片の分析を研究所に依頼した。国防省のオズワルド・シーグ報道官は、シュピーツ研究所の結果は今週末に公式発表するとしながら、「ドイツの調査でも同様な結果が発表されているが、プルトニウムの含有量はあっても微量で健康被害を引き起こすほどのものではないとの確証を得た。」と述べた。

昨年末、欧州各国の元バルカン半島駐留軍兵士の「バルカン症候群」が報告されてから、国連環境計画(UNEP)はコソボに調査団を送り、土、水、植物のサンプルを採取、欧州各国の研究所に分析を依頼した。シュピーツ研究所が分析したサンプルからは濃縮ウランが発見されたが、微量で人体への危険は無いという。

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