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時計産業を記念する日

時計産業はスイスの輸出を支える柱の1つ Keystone

11月3日土曜日、ヌーシャテル州のラ・ショードフォン ( La Chaux-de-Fonds ) とル・ロクル ( Le Locle ) の2つの町が15を超える時計工場や仕事場を一般公開する。

エベル ( Ebel ) やジラール・ペルゴ ( Girard-Perregaux ) 、コルム ( Corum ) 、モンブラン ( Montblanc ) 、ティソ ( Tissot ) 、ユリス・ナルダン ( Ulysse Nardin ) などの有名時計企業も見学可能だ。

ユネスコ世界遺産に立候補

 この2つの町はユネスコ世界文化遺産への登録を目指している。そのことをもっと一般市民に知ってもらおうと、今回の企画が持ち上がった。時計製造業者が工場の内部を公開するのは非常に珍しいことだという。この土曜日は下請工場も門戸を開く。

 ラ・ショードフォンのローラン・クルト市長は「ヌーシャテルの町は時計産業によって、そして時計産業のために築かれました。ユネスコ世界遺産にふさわしい建築様式はこのようにして生まれたのです」と話す。

 世界遺産への立候補は12月21日に届け出、決定は2009年に行われる予定だ。

swissinfo、外電

- ベルン旧市街 ( 1983年 )
- ザンクトガレン修道院 ( 1983年 )
- ミュスタイルの聖ヨハネのベネディクト会修道院 ( 1983年 )
- ベリンツォーナ旧市街にある3つの城、要塞と城壁 ( 2000年 )
- ユングフラウ・アレッチ・ビエッチホルン地域 ( 2001年、2007年 )
- サン・ジョルジョ山 ( 2003年 )
- ラヴォーのワイン畑 ( 2007年 )

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