ノーベル平和賞、チュニジアの民主化推進団体に
ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、2015年のノーベル平和賞を、チュニジアの民主化推進団体「国民対話カルテット」に授与すると発表した。独裁政権崩壊後のチュニジアで民主主義の発展に大きく貢献したことが授与の理由とされる。
このコンテンツは 2015/10/09 12:19ノーベル賞委員会によると、国民対話カルテットが結成されたのは13年夏。政治家らの暗殺などが相次ぎ、チュニジアが民主化を成し遂げられるかどうかが危ぶまれていたときだった。
同団体は、活動分野や価値観の異なる四つの市民団体から構成されている。ノーベル賞委員会は、独裁政権崩壊後のチュニジアで民主化が平和的に進められたのは、同団体が議会を支え、新憲法が国民に認められるよう尽力したおかげだとしている。
ノーベル平和賞の授与式は12月10日にオスロ市庁舎で行われる。国民対話カルテットには、賞金800万スウェーデンクローナ(約1億1600万円)が贈られる予定。
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