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進む欧州証取所合併でチューリッヒ証券取引所、孤立

ロンドン証券取引所とドイツ証券取引所が合併、欧州の巨大取引所が誕生する。が、スイス証券取引所は孤立を守る。

このコンテンツは 2000/05/04 09:14

ロンドン証券取引所とドイツ証券取引所が合併、欧州の巨大取引所が誕生する。が、スイス証券取引所は孤立を守る。

チューリッヒ取引所は、ロンドンーフランクフルト枢軸にもパリーアムステルダムーブリュッセル連合にも加わっていない。スイス証券取引所のレオ・フグ・スポークスマンは「我々は独自の計画と戦略があり、新しい動きがあれば報道する。」とスイスが無策・無活動であるという批判を否定した。

3日の合併の発表で、1998年以来2年間にわたった英独の交渉が完結した。合併後の新取引所の名称は「iX(アイエックス)」。電子商取引の拡充を狙う。合併に踏み切った背景には、国際的なブローカーの全欧州取引システム確立による取引所間の競争激化と、技術投資コストの重複を避ける費用削減の狙いがあった。さらに、パリ、アムステルダム、ブリュッセルの証取所が合併、「Euronext」創設の決定が拍車をかけた。

iXはフランクフルトにハイテク銘柄を集中させ、ロンドンはその他の優良銘柄の取引を扱う。さらに、米店頭株式市場ナスダックと共同でハイテク関連銘柄の新市場創設に合意した。

英独証取所合併を受け、チューリッヒ州立銀行のアナリスト、ヘルベルト・フリッチさんは「スイス証取所は相当な取り引きを失うことになるだろう。今後ほとんど全ての優良銘柄は新市場で取り引きされるだろう。」と見ている。

iXはミラノとマドリードに参加を呼び掛けている。市場筋はスイスも早晩巨大市場への参加を決定しなければならないだろうと予測している。スイスのトレーダーらは、スイス証取所の他の市場とのリンクは、ドイツとスイスのオプション取引などで既に行われていると言う。

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