スイスの国際競争力上昇
ローザンヌのInternational Institute for Management Development(IMD )の最新調査の結果、スイスの国際的競争力は世界5位となった。
ローザンヌのInternational Institute for Management Development(IMD )の最新調査の結果、スイスの国際的競争力は世界5位となった。
IMD の調査は、47ヶ国を対象に290項目を審査したもので、1位は米国。2位シンガポール、3位フィンランド、4位オランダに次いで、スイスは昨年より1位上がって5位だった。
調査報告は、スイスはIT専門家不足に苦しんでいるが、競争力強化にさらに努力を要するとしている。そして、特にスイスが現在世界25位となっているキャピタルリスクベンチャーへの投資を増加するよう奨励している。また、スイスの人件費が世界1高いことも強調している。
国際関係においては、スイスは解放性という点で昨年の39位から27位になった。来月の国民投票でEUとの2国間条約締約を国民が承認すれば、スイスの解放性の評価はさらに上がるだろうとIMD報告は結んだ。
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